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アセトアルデヒド生産能力 19年末で17万7000t
2020年8月15日 13時
経済産業省は、昨年12月末時点のアセトアルデヒド各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のアセトアルデヒドの生産能力は合計で17万7000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、住友化学が6万9000tで首位。次いでKHネオケムの6万t、昭和電工の4万800……
ポリエチレンオキサイド(PEOX)|その他プラスチック
2020年8月15日 7時
【開発経緯概略】 ポリエチレンオキサイド(PEOX)は、エチレンオキサイド分子を水分子と重付加反応させて得られるもので、基本化学構造式HO-(CH2 CH2O)n-Hのnが200~300程度までを通常ポリエチレングリコール、これ以上のものをポリエチレンオキサイドと呼ぶ。重合度によって液体からロウ状のものまでが得られる。 【……
ケトン樹脂|その他プラスチック
【開発経緯概略】 ケトン樹脂は、ケトンとホルムアルデヒドの縮合によって得られる。原料ケトンがメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、シクロへキサノンなどによってそれぞれ異なったものが得られるが、多少の特性値の差があるものの、一般的には類似の性質を持っている。 【性質、加工、その特……
塩化ビニルモノマー生産能力 19年末で277万4000t
2020年8月14日 13時
経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマーの生産能力は合計で19年末で277万4000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、東ソーが110万4000tで首位。次いで鹿島塩ビモノマーの60万……
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)|その他プラスチック
2020年8月14日 7時
【開発経緯概略】 水溶性セルロース誘導体で、非イオン性繊維素誘導体である。セルロースのOH基を部分的にエチレンオキサイドに置換すると、水に可溶なセルロースエーテル(HEC)となる。種々の置換度および重合度のものが製造されており、一般的に低重合度のものはエマルジョン重合の保護コロイド、高重合度のものは塗料……
カルボキシメチルセルロース(CMC)|その他プラスチック
開発経緯概略】 一般にカルボキシメチルセルロース(CMC)と呼ばれているものは、実際はそのナトリウム塩である。CMCのナトリウム塩は、アルカリセルロースとモノクロル酢酸ナトリウムの反応によって得られる水溶性の白色粉末である。 【性質、加工、その特徴】 CMCのナトリウム塩は水溶性で、pHにより水溶液の粘度が変わ……
塩化ビニル樹脂生産能力 19年末で192万9000t
2020年8月13日 10時
経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂の生産能力は合計で192万9000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、大洋塩ビが57万tで首位。次いで信越化学工業の55万t、カネカの36万9000t、新……
アセチルセルロース(CA)|その他プラスチック
2020年8月13日 7時
【開発経緯概略】 セルロースの酢酸エステルである。CAには二酢酸エステルと三酢酸エステルがあり、二酢酸エステルはフィルム、シートなどの包装用品および成形材料として、三酢酸エステルはLCD用光学フィルムなどとして使用されている。アセテート繊維は、二酢酸エステルを熟成工程によっていくぶん加水分解したものをア……
特殊透明性プラスチック(非晶質ポリオレフィン)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 透明性プラスチックは、光学特性に加えて、軽量性、耐衝撃性、成形加工性などのプラスチック特有の性質により、無機ガラスに代わって光学分野における用途を広げている。この分野に使用されてきた材料はPMMAおよびPCであるが、前者は吸水性が大きく、後者は複屈折率が大きいという欠点を持つ。最近、各……
バイオマスプラスチック、 生分解性プラスチック(グリーンプラ)|その他プラスチック
2020年8月12日 7時
【開発経緯概略】 バイオマスプラスチックは、再生可能な植物由来物質で、化学的または生物学的に合成することにより得られる高分子材料である。生分解性プラスチックは、通常のプラスチック製品と同等に成形・使用でき、使用後は自然界の微生物や分解性酵素により水と炭酸ガスに分解される「自然に還るプラスチック」で……
ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 TPAEは、ポリアミド(ナイロン)をハードセグメントとし、これにポリエステルポリオールまたはポリオール(PTMG(ポリテトラメチレングリコール))またはPPG(ポリプロピレングリコール)をソフトセグメントとしたブロック共重合体である。 【性質、加工、その特徴】 ① ナイロンの強靭な性質を有する。……
フィルム事業は増収増益 東洋紡の4~6月期
2020年8月11日 9時
東洋紡の2021年3月期第1四半期決算は、売上高は754億5000円で前年同期比6・7%減、営業利益は43億5900万円で同16・7%減、経常利益は27億6400万円で同36・3%減、四半期純利益は17億6400万円同5・6%増となった。 フィルム・機能マテリアルでは、売上高は363億円で前年同期比23・……
ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)|その他プラスチック
2020年8月11日 7時
【開発経緯概略】 TPUは、分子内に部分架橋を有する不完全熱可塑性タイプと線状の高分子の完全熱可塑性タイプがある。これらは、次の三つに大別できる。 ●カプロラクトン型:カプロラクトンを開環して得られるポリカプロラクトンポリオールにポリイソシアネートを付加重合したタイプ。 ●アジピン酸型(アジペート型):ア……
塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 TPVCは、分子中のハードセグメントとしてポリ塩化ビニル(PVC)を、ソフトセグメントとして部分架橋型NBRなどのゴムを用いてアロイ化したブレンド型TPEである。 【性質、加工、その特徴】 ① セット、熱変形が小さい。 ② 反発弾性が大きい。 ③ 屈曲疲労強度が優れている。 ④ 耐摩耗性が優れている。 ⑤ 着……
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)|その他プラスチック
2020年8月10日 7時
【開発経緯概略】 TPOはハードセグメントにポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンを用い、ソフトセグメントにEPDMなどを用いる。 TPOの主な種類として①単純ブレン型TPO(s-TPO)と②インプラント化TPO(Reactor-produced,i-TPO)、③動的加硫型TPO(Dynamic Vulucanized,TPV)に大別される。 【性質、加工、そ……
スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC(TPS))|その他プラスチック
【開発経緯概略】 SBCは一般ポリスチレンブロックとゴムの中間ブロックを有し、ポリスチレン部分がハードセグメントを形成して橋かけ点となり、中間のゴムブロックが製品にゴム弾性を与える。ソフトセグメントには、ポリブタジエン(B、SBS)、ポリイソプレン(I、SIS)、および2種のポリオレフィン(EB、SEBS)、(EP、S……
熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック
2020年8月9日 7時
【開発経緯概略】 熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers:TPE)は、常温では加硫ゴムの性質(エラストマーとしての性質)を示すが、高温では塑性流動が可能となり、プラスチックの加工機で成形できる高分子材料と定義される。加熱により可塑性を示すエラストマーなので熱可塑性エラストマーと呼ばれる。TPEは……
カネカ生分解性素材が採用 資生堂の化粧品ケースに
2020年8月8日 10時
カネカは8月6日、資生堂のリップパレット新製品のコンセプトにある「海を大事に想う」という考え方が同社の「カネカ生分解性ポリマーPHBH®」(PHBH®)の特徴である海洋分解性と合致することから、今般、製品ケース(ボディおよび蓋)に採用されると発表した。 同製品ケースは、PHBH®の化粧品用途におけ……
PA/変性PO系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月8日 7時
【開発経緯概略】 ナイロン(PA)は強靭な樹脂であり、吸湿時ではその衝撃強度は極めて高いが、絶乾時や0℃以下の低温では衝撃強度は必ずしも十分でない。その向上のためPA/変性ポリオレフィン系アロイが開発された。 PAとPOは相溶性が良くないので、POに不飽和グリシジル化合物や不飽和カルボン酸またはその無水物やエス……
PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。 PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。 PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。 同系統のアロイとしてはPC/……
米州好調で増収増益 日精ASBの10月~6月
2020年8月7日 11時
日精エー・エス・ビー機械の20年9月期第3四半期決算は、売上高は174億3900万円で前年同期比6・1%減、営業利益は26億1500万円で同0・7%減、経常利益は24億300万円で同11・2%減、四半期純利益は22億7400万円、同8・2%増となった。 米州は、消毒液や生活必需品等の容器需要の高まりを受……
新型コロナ拡大影響で減収 住友ベークライトの4~6月期
住友ベークライトの21年3月期第1四半期決算は、売上収益が436億8100万円で前期比16・5%減、事業利益は23億8000万円で同45・7%減、営業利益は18億5500万円で同57・8%減、四半期純利益は18億5400万円で同52・9%減となった。 セグメント別では、半導体関連材料は、売上収益が126億……
フィルム製高機能漁網を開発 帝人、木下製網と
2020年8月7日 10時
帝人は8月4日、同社と木下製網が、同社の高機能ポリエチレンテープ(UHMWPE)「Endumax」を使用した、世界初のフィルム製高機能漁網「MX―4」を共同開発したと発表した。木下製網は、8月上旬より「MX-4」の本格展開を開始する。 「MX-4」は、同社の超高分子量ポリエチレンフィルム「End……
合成ゴム出荷は減少 住友化学の4~6月期
住友化学の2021年3月期第1四半期決算は売上収益が5001億8800万円で前年同期比9・6%減、コア営業利益は201億5600万円で同54・5%減、営業利益は187億6000万円で同69・9%減、四半期損失は67億5900万円(前年同期は145億3800万円の利益)となった。 セグメント別では、石油……
NEDO先導研究事業に採択 宇部興産の複合プラ分離技術
宇部興産は8月3日、東海国立大学機構名古屋大学と共同開発を進める「複合プラスチックの高度分離技術開発」がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の先導研究委託事業として採択されたと発表した。同事業の委託期間は2020年度末まで。 採択された技術は、包装用多層フィルム等に代……
射出成形機事業の再編完了 宇部興産機械、新工場も稼働
宇部興産は8月3日、同社グループにおける機械事業の中核会社・宇部興産機械が8月1日、射出成形機事業再編の一環として、子会社のU―MHIプラテック(「U―MHIPT」)及びU&Mプラスチックソリューションズ(「UMPS」)を吸収合併したと発表した。また、U―MHIPTが、名古屋市港区に建設していた新……
PPE/PA系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月7日 7時
【開発経緯概略】 非相溶系のPPEとPAをアロイ化するためにPPEにPAをグラフトする方法、PPEを無水マレイン酸などの不飽和酸無水物で変性する方法、スチレン-無水マレイン酸共重合体を添加する方法などが用いられている。そのモルホロジーはPAをマトリックスとし、PPEをドメインとするミクロ相分散構造をとる。衝撃改良剤と……
PPE/PS系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 エンプラのポリマーアロイとしてGE社が1966年に最初に生産を始めたものである。ポリマーアロイの中では数少ない完全相溶系のアロイであり、任意の割合で一相に混合することができる。混合比率により80~170℃の幅広い荷重たわみ温度を有するアロイが得られる。 SBR、SEBSなどのスチレン系エラストマーと……
北米では堅調も減収減益 ユーシン精機の4~6月期
2020年8月6日 13時
ユーシン精機の2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高が37億4300万円で前年同期比31・0%減、営業利益は3億円で同55・0%減、経常利益は3億1200万円で同49・4%減、四半期純利益は2億3500万円で同45・7%減となった。 北米では医療関係を中心に堅調に推移したものの、設備投資意欲の減退……
原価低減等で営利4割増 タキロンシーアイの4~6月期
2020年8月6日 10時
タキロンシーアイの2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高は317億6000万円で同5・5%減、営業利益は18億3100万円で同46・7%増、経常利益は19億1200万円で同48・1%増、四半期純利益は11億7400万円で同54・3%増となった。 売上高は減収となったが、利益面は売上原価および販売管理……
PVC/TPU系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月6日 7時
【開発経緯概略】 機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。 ② 可塑剤の……
PVC/アクリル樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PVCと以下に示す二つのタイプの材料とのポリマーアロイである。 ・MMA-アクリルゴム-スチレンの三元共重合体(MASを用いる強化剤タイプの材料) ・MMA-アクリル酸エステル系ランダム共重合体を用いた加工助剤タイプの材料 【性質、加工、その特徴】 ① ゲル化を早め、混練効果を良くし、加工性が向上(PV……
ポリマーアロイ総括|ポリマーアロイ
2020年8月6日 4時
*この記事は「プラスチックスガイド」に掲載されました。 *図・表はPDFでご覧ください カクテルは、そのエキゾチックな名称で、戦後の一時代に大いにもてはやされたものである。「スクリュードライバー」、「マティーニ」、「ハイボール」などが代表的なものである。最近では、ちょっと変ったもので「チューハイ」、「……
20年6月のPVC・VCM出荷 PVC9ヵ月ぶりに増加
2020年8月5日 14時
塩ビ工業・環境協会の発表によると、6月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は14万796tで前年同月比1・6%増となり9ヵ月ぶりに増加に転じた。 国内出荷は7万7140tで同13・4%減で9ヵ月連続で減少し、輸出は6万3656tで同28・5%増で2ヵ月連続で増加した。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、出……
20年5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入 総輸出金額は117億円
2020年8月5日 13時
日本プラスチック機械工業会がまとめた5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入実績によると、輸出台数の合計は698台、輸出金額の合計は117億7076万8000円だった。その内、最も金額が大きい射出成形機は68億2068万3000円で輸出金額全体の約6割を占めた。 一方、輸入台数の合計は73台、輸入金……
石油樹脂|低分子量ポリマー
2020年8月5日 7時
概要と特徴 石油樹脂は、石油類のスチームクラッキングによるエチレンプラントから分解油中に含まれるジオレフィンおよびモノオレフィン類を単離せずに重合したもので、分解油留分のうちC5留分を原料としたものをC5系石油樹脂、C9留分を原料としたものをC9系石油樹脂、両者を原料としたものをC5C9系石油樹脂と呼ぶ。 C9系……
液状ポリイソプレン|低分子量ポリマー
液状ポリイソプレンは、イソプレンをアニオン重合することにより、1,4-構造が主体の低分子量重合体を得ることができる。 この液状ポリイソプレンの分子量は数万の領域であり、架橋形成体として使用できるものである。また、各撞ジエン系ゴムと相溶性に優れ、それらにブレンドされた際には十分な可塑効果を示すと同時に、……
ダイセルと三和商会が提携 生分解性成型材料を共同開発
2020年8月4日 18時
ダイセルは8月3日、同社と三和商会が、ダイセルの生分解性バイオマスプラスチック「酢酸セルロース」をベースとした成型材料「NEQAS® OCEAN」を開発したと発表した。 同製品は従来の生分解性材料よりも優れた物性、成型性を有しており、食品容器および包装資材向けを中心に用途の開拓を進めていく。 ……
自動車向け需要が低迷し減少 三菱ケミカルHDの4~6月
三菱ケミカルホールディングスの21年3月期第1四半期決算は、売上収益が7227億3700万円で前期比21・1%減、コア営業利益は150億1000万円で同78・6%減、営業利益は237億2200万円で同66・1%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は51億7000万円で同86・3%減となった。 機能商品セグ……
日本ポリプロとIRPC タイで合弁会社の運営開始
2020年8月4日 17時
日本ポリプロは8月3日、同社とタイのIRPC・パブリック・カンパニー・リミテッド(「IRPC」)とがアセアン地域における自動車関連向けポリプロピレンコンパウンド事業を8月より合弁形態で運営することを開始したと発表した。 3月4日付「タイにおける合弁会社発足について」により、同運営については発表……
生活分野は2割増益 積水化成品の4~6月
積水化成品工業の2021年3月期第1四半期決算は、売上高が283億3800万円で前年同期比18・0%減、営業利益は6300万円で同90・5%減、経常利益は1100万円で同98・2%減、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億400万円となった。 生活分野の売上高は131億8600万円で同5・9%減、セ……
ダイセルの4~6月期 車不振でエンプラは3割減益
2020年8月4日 13時
ダイセルの21年3月期第1四半期連結決算は売上高は829億1300万円で前年同期比20・2%減、営業利益は30億9400万円で同66・3%減、経常利益は38億7400万円で同59・2%減、四半期純利益は6億3500万円で同88・1%減となった。 セグメント別にみると、エンジニアリングプラスチック事業の売上高……
アジア不振で減収減益 カワタの4~6月期
カワタの21年3月期第1四半期連結決算は、売上高が43億3300万円で前年同期比26・8%減、営業利益が9500万円で同80・2%減、経常利益が6400万円で同86・3%減、四半期純損失が100万円となった。 セグメント別では、日本は、売上高が31億600万円で同11・9%減、営業利益は2億7200万円で同1……
五井工場の製造設備1系列 日本ポリプロ、来年1月停止
2020年8月4日 12時
日本ポリプロは7月31日、千葉県市原市にある五井工場のポリプロピレン製造設備1系列の停止を決定したと発表した。同設備の生産能力は7万t/年、停止時期は2021年1月予定。 同社は、プラントの競争力強化と機能性ポリプロピレンの拡充により収益力の強化を進めている。この方針に沿って、今回、五井工場のポ……
ポリエチレン樹脂新製品発表 ダウ、商業用途への拡大図る
ダウは7月31日、高性能、消費者の利便性、リサイクル性を求める業界のニーズに応え、INNATE高精度ポリエチレン樹脂製品群のブランドを拡張した革新的な新製品を発表したことを発表した。テンターフレーム二軸延伸用INNATE TFポリエチレン樹脂は、長年にわたり包装業界の目標とされてきたテンターフレー……
第2四半期の業績を発表 BASF、コロナの影響強く
BASFは7月31日、2020年第2四半期の決算を発表した。 今期は前期より新型コロナウイルスの感染拡大による経済的影響を強く受ける結果となり、特に自動車産業の需要が落ち込んだ一方で、洗剤・洗浄剤産業および食品産業の需要は安定していた。また、同社の世界各地の全重要拠点において生産を続けることがで……
補強材(強化材、無機充填材)|プラスチック添加剤
2020年8月4日 7時
添加剤としては、可塑剤と同様に添加量が多いが、重要なものの一つである。プラスチック材料の最近の材料開発技術の一つである複合材用として使用される改質剤である。近年、プラスチックが金属代替用途に使用されるようになり、注目されている。主な目的は、プラスチックの剛性、機械的強度、荷重たわみ温度、寸法安定性……
高分子添加剤(耐衝撃性改良剤など)|プラスチック添加剤
1980年代頃から新規で大規模な市場が展望できるようなプラスチックの開発が無くなった。しかし、ユーザーから要望は多様化・高度化してきた。そのために多くの材料メーカーは既存の材料の組み合わせによる新規材料の開発を中心的に行った。ABC(A(アロイ)ポリマー同士の組み合わせによる材料開発、C(コンポジット)ポ……
スチレンモノマー生産能力 19年末で194万9千t
2020年8月3日 17時
経済産業省は、昨年12月末時点のスチレンモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のスチレンモノマーの生産能力は合計で194万9000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、出光興産が55万tで首位。次いでNSスチレンモノマーの42万2000t、旭化成……
20年1~6月のMMA出荷 モノマー出荷は13%減少
2020年8月3日 16時
石油化学工業会がまとめた1~6月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、MMAモノマーの出荷は10万1321tで前年同期比13%減となった。 内訳は、国内向けが5万7654tで同
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