フィルム事業は増収増益 東洋紡の4~6月期

2020年08月11日

ゴムタイムス社

 東洋紡の2021年3月期第1四半期決算は、売上高は754億5000円で前年同期比6・7%減、営業利益は43億5900万円で同16・7%減、経常利益は27億6400万円で同36・3%減、四半期純利益は17億6400万円同5・6%増となった。

 フィルム・機能マテリアルでは、売上高は363億円で前年同期比23・0%増、営業利益は39億円で同17・7%増。フィルム事業が好調に推移した結果、増収増益となった。

 モビリティの売上高は68億円で同42・2%減、営業損失は7億円(前年同期は営業利益3億円)。コロ感染拡大による世界的な自動車減産の影響などで減収減益となった。エアバッグ用基布は、米国、タイの販売が大幅に落ち込み、エンジニアリングプラスチックは自動車減産の影響を受け苦戦した。

 生活・環境の売上高は229億円で同25・3%減、営業利益は3億円で同61・4%減となった。環境ソリューション事業、不織布事業、繊維機能材事業、および衣料繊維事業のいずれもコロナ影響で減収減益となった。

 ライフサイエンスの売上高は63億円で同6・2%増、営業利益は10億円で同14・4%増。バイオ事業はコロナ拡大によるPCR検査用試薬の需要が急拡大し、メディカル事業は販売が堅調に推移したことで、増収増益となった。

 通期の連結業績予想は、売上高が3300億円で前期比2・8%減、営業利益が200億円で同12・3%減、経常利益が140億円で同22・4%減、親会社株主に帰属する純利益が70億円で同49・2%減を見込んでいる。

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