【開発経緯概略】
機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。
【性質、加工、その特徴】
① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。
② 可塑剤の代替として無可塑タイプがあり、ブリード性、移行性、耐油性が向上される。
③ TPU側から見ると、成形性の向上とコストダウンが図られる。
【新製品への応用と主な用途】
▼電線関係
▽ロボット用ケーブルなど
▼自動車部品
▽チューブ、シートなど
▼工業部品
▽コンべアベルト、ホースなど
▼スポーツ用品
▽靴底など