PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ

2020年08月08日

ゴムタイムス社

【開発経緯概略】

PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。
PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。
PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。
同系統のアロイとしてはPC/AES樹脂アロイ、PC/ASA樹脂アロイがある。性能はPC/ABS樹脂アロイとほぼ同等であるが、ゴム成分として飽和ゴムを使用しているため、耐候性と耐薬品性に優れている。

【性質、加工、その特徴】
① 成形性(流動性)が優れている(PC側から)。
② 衝撃強度の厚み依存性が少なく、ノッチ感度が低い(PC側から)。
③ めっき性が優れる(PC側から)。
④ コストダウンができる(PC側から)。
⑤ 耐熱性が優れ、難燃化が容易になる(ABS樹脂側から)。
⑥ 非ハロゲン系(リン系)による難燃化が可能である。
⑦ PPE/PS系アロイに比べると耐候性に優れる。

【新製品への応用と主な用途】

全文:約625文字

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