塩化ビニルモノマー生産能力 19年末で277万4000t

2020年08月14日

ゴムタイムス社

 経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。

 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマーの生産能力は合計で19年末で277万4000tとなり、前年と同一となっている。

 各社の生産能力は、東ソーが110万4000tで首位。次いで鹿島塩ビモノマーの60万t、カネカの54万t、トクヤマの33万t、京葉モノマーの20万tと続いており、各社の生産能力は前年と変動がなかった。

 なお、この調査では生産能力をより的確に把握する観点から、調査時点で休止しており、かつ調査時点以降1年以内に再稼働する予定がない設備は、生産能力から除いて計算している。