カネカ生分解性素材が採用 資生堂の化粧品ケースに

2020年08月08日

ゴムタイムス社

 カネカは8月6日、資生堂のリップパレット新製品のコンセプトにある「海を大事に想う」という考え方が同社の「カネカ生分解性ポリマーPHBH®」(PHBH®)の特徴である海洋分解性と合致することから、今般、製品ケース(ボディおよび蓋)に採用されると発表した。

 同製品ケースは、PHBH®の化粧品用途における初めての採用になる。

 なおリップパレット新製品「アクアジェル リップパレット」は「SHISEIDO」ブランドとして2020年11月1日より「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」で発売される。

 同社は資生堂と共同して、昨年よりPHBH®を用いた化粧品容器の開発に取り組んできた。

 PHBH®は同社が開発した100%植物由来の生分解性ポリマー。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE*」を取得しており、海洋汚染低減に貢献する。昨年末に同社高砂工業所(兵庫県)において、従来の5倍にあたる年産5000トンのプラントが竣工しており、グローバル展開している多数のブランドホルダーとストロー、カトラリー、食品容器包装材など幅広い用途で検討が進んでいる。急拡大する需要にタイムリーに応えるため、早期に本格的量産プラントの建設を決定する見通し。

アクアジェル リップパレット(イメージ)

アクアジェル リップパレット(イメージ)

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