フコク、26年3月期 純利益2割増を予想

2025年05月30日

ゴムタイムス社

 フコクは5月28日、25年3月期決算説明会をオンラインで開催し、大城郁男社長が25年3月期業績やセグメント別・地域別の状況、26年3月期通期業績見通し、新中期経営計画2026の取組み状況などを説明した。25年3月期売上高は、自動車メーカーの生産台数の伸び悩み影響を受けるも、インド、中国の売上伸長及び為替の影響により過去最高となった。営業利益は、資源価格高騰による原材料費上昇等の影響を受けるも、合理化や変動対応等により増益を達成した。
 26年3月期業績予想は、売上高880億円で前期比1・8%減、営業利益50億円で同5・9%増、経常利益50億円で同9・4%増、当期純利益35億円で同19・4%増を計画する。米国の関税措置が同社の事業や業績に与える影響は、現時点で合理的に見積もることが困難とし、業績予想には織り込んでいない。
 今期の業績見通しについて大城社長は「売上高は


 

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