ゴムタイムス社 ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)|その他プラスチック 2020年8月11日 7時 【開発経緯概略】 TPUは、分子内に部分架橋を有する不完全熱可塑性タイプと線状の高分子の完全熱可塑性タイプがある。これらは、次の三つに大別できる。 ●カプロラクトン型:カプロラクトンを開環して得られるポリカプロラクトンポリオールにポリイソシアネートを付加重合したタイプ。 ●アジピン酸型(アジペート型):ア……
ゴムタイムス社 塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)|その他プラスチック 2020年8月11日 7時 【開発経緯概略】 TPVCは、分子中のハードセグメントとしてポリ塩化ビニル(PVC)を、ソフトセグメントとして部分架橋型NBRなどのゴムを用いてアロイ化したブレンド型TPEである。 【性質、加工、その特徴】 ① セット、熱変形が小さい。 ② 反発弾性が大きい。 ③ 屈曲疲労強度が優れている。 ④ 耐摩耗性が優れている。 ⑤ 着……
ゴムタイムス社 オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)|その他プラスチック 2020年8月10日 7時 【開発経緯概略】 TPOはハードセグメントにポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンを用い、ソフトセグメントにEPDMなどを用いる。 TPOの主な種類として①単純ブレン型TPO(s-TPO)と②インプラント化TPO(Reactor-produced,i-TPO)、③動的加硫型TPO(Dynamic Vulucanized,TPV)に大別される。 【性質、加工、そ……
ゴムタイムス社 スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC(TPS))|その他プラスチック 2020年8月10日 7時 【開発経緯概略】 SBCは一般ポリスチレンブロックとゴムの中間ブロックを有し、ポリスチレン部分がハードセグメントを形成して橋かけ点となり、中間のゴムブロックが製品にゴム弾性を与える。ソフトセグメントには、ポリブタジエン(B、SBS)、ポリイソプレン(I、SIS)、および2種のポリオレフィン(EB、SEBS)、(EP、S……
ゴムタイムス社 熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック 2020年8月9日 7時 【開発経緯概略】 熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers:TPE)は、常温では加硫ゴムの性質(エラストマーとしての性質)を示すが、高温では塑性流動が可能となり、プラスチックの加工機で成形できる高分子材料と定義される。加熱により可塑性を示すエラストマーなので熱可塑性エラストマーと呼ばれる。TPEは……
ゴムタイムス社 PA/変性PO系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月8日 7時 【開発経緯概略】 ナイロン(PA)は強靭な樹脂であり、吸湿時ではその衝撃強度は極めて高いが、絶乾時や0℃以下の低温では衝撃強度は必ずしも十分でない。その向上のためPA/変性ポリオレフィン系アロイが開発された。 PAとPOは相溶性が良くないので、POに不飽和グリシジル化合物や不飽和カルボン酸またはその無水物やエス……
ゴムタイムス社 PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月8日 7時 【開発経緯概略】 PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。 PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。 PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。 同系統のアロイとしてはPC/……
ゴムタイムス社 PPE/PA系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月7日 7時 【開発経緯概略】 非相溶系のPPEとPAをアロイ化するためにPPEにPAをグラフトする方法、PPEを無水マレイン酸などの不飽和酸無水物で変性する方法、スチレン-無水マレイン酸共重合体を添加する方法などが用いられている。そのモルホロジーはPAをマトリックスとし、PPEをドメインとするミクロ相分散構造をとる。衝撃改良剤と……
ゴムタイムス社 PPE/PS系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月7日 7時 【開発経緯概略】 エンプラのポリマーアロイとしてGE社が1966年に最初に生産を始めたものである。ポリマーアロイの中では数少ない完全相溶系のアロイであり、任意の割合で一相に混合することができる。混合比率により80~170℃の幅広い荷重たわみ温度を有するアロイが得られる。 SBR、SEBSなどのスチレン系エラストマーと……
ゴムタイムス社 PVC/TPU系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月6日 7時 【開発経緯概略】 機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。 ② 可塑剤の……
ゴムタイムス社 PVC/アクリル樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月6日 7時 【開発経緯概略】 PVCと以下に示す二つのタイプの材料とのポリマーアロイである。 ・MMA-アクリルゴム-スチレンの三元共重合体(MASを用いる強化剤タイプの材料) ・MMA-アクリル酸エステル系ランダム共重合体を用いた加工助剤タイプの材料 【性質、加工、その特徴】 ① ゲル化を早め、混練効果を良くし、加工性が向上(PV……
ゴムタイムス社 ポリマーアロイ総括|ポリマーアロイ 2020年8月6日 4時 *この記事は「プラスチックスガイド」に掲載されました。 *図・表はPDFでご覧ください カクテルは、そのエキゾチックな名称で、戦後の一時代に大いにもてはやされたものである。「スクリュードライバー」、「マティーニ」、「ハイボール」などが代表的なものである。最近では、ちょっと変ったもので「チューハイ」、「……
ゴムタイムス社 20年6月のPVC・VCM出荷 PVC9ヵ月ぶりに増加 2020年8月5日 14時 塩ビ工業・環境協会の発表によると、6月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は14万796tで前年同月比1・6%増となり9ヵ月ぶりに増加に転じた。 国内出荷は7万7140tで同13・4%減で9ヵ月連続で減少し、輸出は6万3656tで同28・5%増で2ヵ月連続で増加した。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、出……
ゴムタイムス社 20年5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入 総輸出金額は117億円 2020年8月5日 13時 日本プラスチック機械工業会がまとめた5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入実績によると、輸出台数の合計は698台、輸出金額の合計は117億7076万8000円だった。その内、最も金額が大きい射出成形機は68億2068万3000円で輸出金額全体の約6割を占めた。 一方、輸入台数の合計は73台、輸入金……
ゴムタイムス社 石油樹脂|低分子量ポリマー 2020年8月5日 7時 概要と特徴 石油樹脂は、石油類のスチームクラッキングによるエチレンプラントから分解油中に含まれるジオレフィンおよびモノオレフィン類を単離せずに重合したもので、分解油留分のうちC5留分を原料としたものをC5系石油樹脂、C9留分を原料としたものをC9系石油樹脂、両者を原料としたものをC5C9系石油樹脂と呼ぶ。 C9系……
ゴムタイムス社 液状ポリイソプレン|低分子量ポリマー 2020年8月5日 7時 液状ポリイソプレンは、イソプレンをアニオン重合することにより、1,4-構造が主体の低分子量重合体を得ることができる。 この液状ポリイソプレンの分子量は数万の領域であり、架橋形成体として使用できるものである。また、各撞ジエン系ゴムと相溶性に優れ、それらにブレンドされた際には十分な可塑効果を示すと同時に、……
ゴムタイムス社 ダイセルと三和商会が提携 生分解性成型材料を共同開発 2020年8月4日 18時 ダイセルは8月3日、同社と三和商会が、ダイセルの生分解性バイオマスプラスチック「酢酸セルロース」をベースとした成型材料「NEQAS® OCEAN」を開発したと発表した。 同製品は従来の生分解性材料よりも優れた物性、成型性を有しており、食品容器および包装資材向けを中心に用途の開拓を進めていく。 ……
ゴムタイムス社 日本ポリプロとIRPC タイで合弁会社の運営開始 2020年8月4日 17時 日本ポリプロは8月3日、同社とタイのIRPC・パブリック・カンパニー・リミテッド(「IRPC」)とがアセアン地域における自動車関連向けポリプロピレンコンパウンド事業を8月より合弁形態で運営することを開始したと発表した。 3月4日付「タイにおける合弁会社発足について」により、同運営については発表……
ゴムタイムス社 生活分野は2割増益 積水化成品の4~6月 2020年8月4日 17時 積水化成品工業の2021年3月期第1四半期決算は、売上高が283億3800万円で前年同期比18・0%減、営業利益は6300万円で同90・5%減、経常利益は1100万円で同98・2%減、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億400万円となった。 生活分野の売上高は131億8600万円で同5・9%減、セ……
ゴムタイムス社 補強材(強化材、無機充填材)|プラスチック添加剤 2020年8月4日 7時 添加剤としては、可塑剤と同様に添加量が多いが、重要なものの一つである。プラスチック材料の最近の材料開発技術の一つである複合材用として使用される改質剤である。近年、プラスチックが金属代替用途に使用されるようになり、注目されている。主な目的は、プラスチックの剛性、機械的強度、荷重たわみ温度、寸法安定性……
ゴムタイムス社 高分子添加剤(耐衝撃性改良剤など)|プラスチック添加剤 2020年8月4日 7時 1980年代頃から新規で大規模な市場が展望できるようなプラスチックの開発が無くなった。しかし、ユーザーから要望は多様化・高度化してきた。そのために多くの材料メーカーは既存の材料の組み合わせによる新規材料の開発を中心的に行った。ABC(A(アロイ)ポリマー同士の組み合わせによる材料開発、C(コンポジット)ポ……
ゴムタイムス社 スチレンモノマー生産能力 19年末で194万9千t 2020年8月3日 17時 経済産業省は、昨年12月末時点のスチレンモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のスチレンモノマーの生産能力は合計で194万9000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、出光興産が55万tで首位。次いでNSスチレンモノマーの42万2000t、旭化成……
ゴムタイムス社 20年1~6月のMMA出荷 モノマー出荷は13%減少 2020年8月3日 16時 石油化学工業会がまとめた1~6月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、MMAモノマーの出荷は10万1321tで前年同期比13%減となった。 内訳は、国内向けが5万7654tで同
ゴムタイムス社 20年6月のMMA出荷 モノマー出荷は13%減少 2020年8月3日 16時 石油化学工業会がまとめた6月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、モノマーの出荷は1万6083tで前年同月比13%減となり4ヵ月連続で減少した。 内訳は、国内向けが7680tで同31%減、輸出が8403tで同12%増だった。 ポリマーの出荷は、
ゴムタイムス社 19年のエチレン生産能力 616万2千tで前年同一 2020年8月3日 15時 経済産業省は、昨年12月末時点の化学メーカのエチレン生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のエチレン各社の生産能力(定修実施年)は616万2000tで前年の生産能力(同)と同一となった。また、定修スキップ年(定修を実施しない場合の生産能力)は昨年12月末時点で684万100……
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック製品輸出 数量・金額とも3%減 2020年8月3日 13時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月のプラスチック製品輸出状況によると、数量は前年同月比3・4%減で5万9178トンとなり、10ヵ月連続の減少となった。 プラスチックの棒及び形材と運搬・包装用製品及び付属品が増加したものの、それ以外の項目は減少となった。 金額は同3・1%減で1035億3200……
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック製品輸入 数量は4・4%減で17万8千t 2020年8月3日 13時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月の製品輸入状況によると、4月からマイナスに転じ、数量は前年同月比4・4%減で17万7502トンとなり、
ゴムタイムス社 着色剤|プラスチック添加剤 2020年8月3日 7時 1.概要 着色剤は、プラスチックを着色するものであるが、そのほか光の遮断、反射、吸収により製品に耐光性を付与する役割もある。着色剤には、無機顔料、有機顔料、および染料があるが、染料は耐光性に劣るので前2者が中心に使用されている。着色剤は金属系の顔料が多く使用されるため、各プラスチック業界では毒性問題……
ゴムタイムス社 帯電防止剤|プラスチック添加剤 2020年8月3日 7時 1.概要 プラスチックは一般に帯電しやすく、帯電によるほこりや汚れの付着、OA機器類のノイズ発生などが大きな問題となっている。そのため、多くの帯電防止剤が開発され、プラスチックに添加されているがその大部分が界面活性剤である。 2.帯電防止剤の種類 ●アニオン性界面活性剤:脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エス……
ゴムタイムス社 【トップインタビュー】クレイトンポリマージャパン 石井智憲取締役・統括ディレクター 2020年8月3日 6時 ■ トップインタビュー 技術イノベーション促進へ 顧客との対話を重視 クレイトンポリマージャパン 石井智憲取締役・統括ディレクター 米クレイトンコーポレーションの日本法人であるクレイトンポリマージャパンは、4月から日本の最高責任者として、石井智憲取締役・統括ディレクターが就任した。石井……
ゴムタイムス社 滑剤|プラスチック添加剤 2020年8月2日 7時 1.概要 滑剤はプラスチックの成形加工時に、プラスチックと成形加工機の金属面との摩擦を減少したり、樹脂間の摩擦を減少させ、流動性や離型性を改善し、加工性を改良させる。このような作用により、加工時の樹脂温度の上昇を抑制し、実質的に樹脂の分解を抑制して安定剤の補助的役割をしている。滑剤はその作用により外……
ゴムタイムス社 可塑剤|プラスチック添加剤 2020年8月2日 7時 1.概要 可塑剤は、ポリマー分子間に浸透してポリマーの分子間力を弱め、ポリマー分子鎖を動きやすくすることで粘度を低下させ成形加工性を改善したり、ポリマーのガラス転移点を低下し、ポリマーに柔軟性を与える。特に、ポリ塩化ビニルにおいては可塑剤の添加量により自由に柔軟性が制御され、多くの用途に適合させてい……
ゴムタイムス社 一般プラスチック用安定剤|プラスチック添加剤 2020年8月1日 7時 1.概要 ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)などのプラスチック用安定剤はほとんどの樹脂で共通のものが使用される。それらをプラスチックの劣化反応に対する抑制機能別に分類するとラジカル連鎖開始阻害剤、ラジカル捕捉剤、過酸化物分離剤に分けられる。 ……
ゴムタイムス社 塩ビ用安定剤|プラスチック添加剤 2020年8月1日 7時 1.概要 塩ビ(PVC)用安定剤は、多くの種類があるがそれぞれの安定剤の相乗効果が大きく、多くの場合用途に応じて適切な安定剤が数種組み合わせて使用され、軟質塩ビ用安定剤は安定剤メーカーによってワンパック化して販売されているものが多い。 2.塩ビ用安定剤の種類など ①熱安定剤とその説明 熱安定剤は塩ビの劣化の……
ゴムタイムス社 PA/PP系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年7月31日 14時 【開発経緯概略】 PAとPPの組合せは、極性が大きく異なり、相溶性の欠如した代表的なポリマー系である。したがって、相溶化剤が重要な役割を果す。PAとPPのポリマーアロイの相溶化剤としては、一般に無水マレイン酸などで酸変性されたPPが用いられる。この系では、ポリアミドの末端基のアミノ基とPP中の酸が反応によりグ……
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック原材料輸入 数量は8ヵ月連続減少 2020年7月31日 11時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月のプラスチック原材料輸入状況によると、数量は前年同月比15・5%減の23万5092トンで8カ月連続の減少となった。内訳は、熱硬化性樹脂が同26・5%減で1万1941
ゴムタイムス社 20年5月のプラスチック原材料生産・出荷 出荷金額は28・2%減少 2020年7月31日 11時 経済産業省がまとめた5月のプラスチック原材料生産・出荷は、生産が57万8342tで前年比11・5%減、出荷数量が43万4430tで同13・2%減、出荷金額が804億8010万7000円で同28・2%減となった。 生産の約3割を占める塩化ビニル(モノマー)は、生産が17万4671tで同6・4%減、出荷数量が1……
ゴムタイムス社 20年5月のプラスチック製品生産品目別消費内訳 フィルム・シートは48・4% 2020年7月30日 17時 経済産業省がまとめた5月のプラスチック製品生産品目別消費量を見ると、再生品プラスチック材料を除いた消費合計は38万3479tとなった。 内訳を見ると、消費量が最も大きいフィルム・シート用が18万5786tで全体の
ゴムタイムス社 20年6月の酢ビ・ポバール需給 酢ビは2万8661t 2020年7月30日 13時 酢ビ・ポバール工業会のまとめによると、6月の酢酸ビニルモノマーの出荷は2万8661tで前年同月比46%減となった。用途別に見ると、ポバール用が1万5344tで同55%減、一般用1万462tで同13%減となった。 ポバールの出荷は1万2148tで同26%減。
ゴムタイムス社 20年6月のPPフィルム出荷 OPP、CPPともに増加 2020年7月30日 13時 日本ポリプロピレンフィルム工業会のまとめによると、6月の延伸ポリプロピレン(OPP)の総出荷は1万8403tで前年同月比3・4%増となり前月の減少から増加に転じた。 国内出荷は1万8147tで同4・1%増となり前月の減少から増加に転じた。内訳は、食品用が1万4667tで同7・7%増、繊維・雑貨……
ゴムタイムス社 20年5月のエチレン換算輸出入 輸出・輸入ともに減少 2020年7月30日 13時 経済産業省がまとめた5月のエチレン換算輸出入実績によると、輸出は18万3700tで前年比8・8%減で4ヵ月連続で減少した。 輸入は
ゴムタイムス社 5月の日本銀行物価指数 プラ原材料が0・9ポイント下落 2020年7月29日 13時 日本プラスチック工業連盟(15年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・国内企業物価指数の5月実績によると、プラスチック原材料は19品目平均で96・1と前月から0・9ポイント下落した。 内訳は不飽和ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアミド樹脂など7品目が変動なく、
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック原材料輸出 数量・金額ともに減少 2020年7月29日 13時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月のプラスチック原材料輸出状況によると、数量は前年同月比4・8%減の29万5355トンで4ヵ月連続の減少となった。 内訳は、熱硬化性樹脂が2万5269トン、熱可塑性樹脂が25万9300トンで、どちらも前年同月比を下回った。 主要品目では、プロピレン重合体と塩化ビ……
ゴムタイムス社 プラくずの1~3月 輸出12%減で18万・6t 2020年7月29日 12時 財務省貿易統計によると、プラスチックくず(廃プラスチック)の1~3月輸出は前年同期比12%減の18万6818トンだった。対象7品目の全てにおいて減少している。内訳は、エチレン重合体が23・4%減の3万2211トン、スチレン重合体が9・4%増の3万1286トン、
ゴムタイムス社 プラ工連が再生材利用促進へ 事業者にインセンティブを検討 2020年7月29日 11時 日本プラスチック工業連盟(岩田圭一会長、以下プラ工連)は7月に定例会を開き、国内の再生材利用推進に向けての取り組みを説明した。 プラ工連が各種統計などをもとに推計した再生材国内利用量の推移によると、18年度は17年年度比4割増、19年は18年度比2~4増と増加傾向だったが、20年度は19年度から4割減にな……
ゴムタイムス社 20年6月のPS生産出荷状況 出荷は5万226tで18%減 2020年7月28日 18時 日本スチレン工業会のまとめによると、2020年6月のポリスチレン(PS)生産は5万1714tで前年同月比6%減、出荷(国内出荷と輸出合計)は5万226tで前年同月比18%減となった。 うち、国内出荷は4万4221tで同24%減となった。 用途別では、包装用は1万9927tで同19%減。 雑貨・産業……
ゴムタイムス社 20年6月の主要石油化学製品生産 4品目増加、13品目減少 2020年7月28日 17時 石油化学工業会がまとめた6月の主要石油化学製品の生産実績によると、アセトアルデヒド、スチレンモノマー(SM)、高密度ポリエチレン(HDPE)など4品目が前年と比べ増加した。 一方、ポリプロピレン(PP)、SBR(ソリッド)、MMAモノマー
ゴムタイムス社 20年5月のプラスチック製品生産・出荷 出荷は41万3563t 2020年7月28日 17時 経済産業省がまとめた5月のプラスチック製品生産・出荷は、生産が40万4742tで前年比13・1%減、出荷数量が41万3563tで同13・0%減、出荷金額が2790億6768万2000円で同18・2%減となった。 生産の約4割を占めるフィルムとシートの合計は、生産が18万8653tで同5・1%減、出荷数量が1……