ゴムタイムス社 取材メモ 三菱商事と提携の進捗は 2021年2月1日 10時 TOYO TIREの清水隆史社長は昨年12月3日、WEBで開催した記者懇談会で、コロナ禍での2020年を振り返りながら、現在策定中の2025年までの5年をタームにした新たな中期経営計画を発表する予定であると説明した。 また、記者懇談会の質疑応答で18年11月に締結した三菱商事との資本業務提携の進捗状況
ゴムタイムス社 取材メモ 生配信でビジョンを説明 2021年1月2日 13時 「コロナ禍における新しい生活様式の中で、仕事の方法も大きく変化してきている」と語るのはフォルボ・ジークリング・ジャパンの佐藤守社長。コロナ禍でオンラインによる会議や商談が広がる中、もともと外資系である同社は、社内的な部門長会議などはオンラインが定着していたという。 ただ、万全のコロナ感染防止対策……
ゴムタイムス社 取材メモ 人事制度を大幅に変更 2020年12月13日 7時 ブリヂストンでは、中長期事業戦略として、「稼ぐ力の再構築」を推進している。 稼ぐ力の再構築に向けた経費・コスト構造改革として、20年に固定費削減で750億円、変動費削減で290億円の合計1040億円の営業費削減を実施する。さらに、20年から21年の2年間で、報酬制度見直しで30億円、リソースの再配分・……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンニュートラル企業へ 2020年12月7日 12時 菅義偉内閣総理大臣は10月26日の所信表明演説で2050年に温室効果ガスゼロ、すなわちカーボンニュートラルを目指すことを表明していた。そこで11月26日開かれた三井化学のオンライン経営概況説明会で、橋本修社長も2050年に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す方針を明らかにした……
ゴムタイムス社 取材メモ 来年2月に新中計を発表 2020年11月30日 15時 先日オンラインで開かれたJSRの第2四半期決算発表会で、宮崎秀樹取締役常務執行役員はコロナ禍で5月に行う予定だった新中期計画の発表を来年2月に開くことを明らかにした。
ゴムタイムス社 取材メモ ゼオンが中計進捗状況発表 2020年11月30日 10時 田中社長は中計「SZ―20フェーズⅢ」の進状況について、「フェーズⅢに入り、売上高3000億円を維持してきたが、世界経済悪化を受けて、今期は3000億円を下回る予想をしている」と業績面を統括した上で、「これまで設備投資をしてきた高機能材料事業がもう一つの柱として成長し、過去最高の売上高、営業利益を達……
ゴムタイムス社 取材メモ 中小ゴム企業の人手不足 2020年11月16日 6時 11月4日にオンラインで開催された日本ゴム精練工業会の臨時総会の終了後、加藤事務所の加藤進一社長が「最新のゴム原材料の市況」のテーマで講演が行われた。 その講演のなかで、日本の中小ゴム企業の悩みについて触れ、加藤社長はベテランや団塊世代の引退、若手が入社しなく、慢性的な人手不足、製品PRの場がな……
ゴムタイムス社 取材メモ JALの困りごとを解決 2020年11月9日 10時 ブリヂストンは11月末に一般公開を予定する「ブリヂストンイノベーションセンター」(東京都小平市)で開いた技術説明会でJALとの共創で進める「航空機ソリューション」を紹介した。 航空機ソリューションを説明したT&DPaaS技術開発第1部の田村大祐部長は「航空機用タイヤは
ゴムタイムス社 取材メモ リアル展示会開催の意義 2020年11月2日 13時 コロナ感染拡大の影響からネットを介した「オンライン展示会」が花盛りだ。その一方、リアル展示会の開催も徐々に再開されつつある。主催者側も会場で3密を回避すべく、マスク着用の義務化、入場時の検温などを実施するなど徹底したコロナ対策を行いながら展示会を開催している。 緊急事態宣言が発出されて以降、弊……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ禍が見えた働き方の気づき 2020年10月19日 13時 ブリヂストンは、タイヤを取り巻くデータなどを活用したソリューション事業に大きく舵を切る方針を示し、2019年にグループの一員となった欧州のWebfleet Solutionsと基盤のDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組み、2020年はエンジニアリングチェーンのDXを進めている。 9月に開催された中長……
ゴムタイムス社 取材メモ 中核事業に成長した精錬ライニング事業 2020年10月12日 9時 「二年連続のM&Aで精錬ライニング事業は中核事業の一つとなった」と語るのは、東海カーボンの真先隆史精錬ライニング事業部長。 トーカイ・コベックスとして19年にスタートした東海カーボンの精錬ライニング事業は、19年では売上構成比の6%を占める事業に過ぎなかったが、独コベックスに続き、フランスの炭素黒……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動化をさらに推進(ユーシー産業永吉昭二社長) 2020年10月5日 10時 「よりコンパクトな経営を目指すことでコロナに負けない企業体制を構築したい」と語るのはフレキシブルホース・パイプ専業メーカーでユーシー産業の永吉昭二社長(吉は土へんに口)。 その一環として、生産拠点の鳥取工場では今まで以上に生産効率向上を目指した合理化を推進し、自社生産比率を高める施策に力を注い……
ゴムタイムス社 取材メモ スピードが決め手に(東京材料今井廣史社長) 2020年9月28日 9時 昨年7月に日本ゼオンの取締役常務執行役員からゴム・ケミカルズの専門商社、東京材料の社長に就任した今井廣史氏。今井社長は就任直後からコロナ直前まで、国内・海外の拠点をくまなく訪れ、お客様との話し合いを通じ、会社を取り巻く環境や会社の実態把握に費やしてきた。 その中で、今井社長が感じた
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムのコロナ対策への取り組み 2020年9月23日 7時 先日開催された横浜ゴムのオンライン決算説明会で、山石昌孝社長は今期のおける新型コロナウイルスへの対応を説明した。 上半期の取り組みについては、3月27日の株主総会直後、新体制のもと同社独自の緊急事態宣言を発令し、4月21日に緊急事態対応プロジェクト第1段、5月25日に同プロジェクト第2段を実施した。……
ゴムタイムス社 取材メモ WEB発信強化するバンドー化学 2020年9月14日 15時 バンドー化学がwithコロナ対応として、WEBを活用した営業活動に力を入れている。これまで顧客密着営業を強みとしてきた同社だが、「コロナ禍でお客様に行けないなか、当社もようやくWEBを使って様々な情報をお客様に提供できる環境になってきた」(吉井満隆社長)と語る。 その一つの手段として、同社は新……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能のバランスを追求したウインター マックス03 2020年9月14日 8時 先日開かれた住友ゴム工業のスタッドレスタイヤ新製品「ウインター マックス 03以下、WM03」の試走会で、WM03の技術面で話を聞くことができた。 同社タイヤ国内リプレイス営業本部販売企画部の北山眞課長代理はWM03の開発で苦労した点として、開発目標を決めることが大変だったという。 通常、ウインターマッ……
ゴムタイムス社 取材メモ エラストマー事業の事業構造計画 2020年9月7日 11時 7月に開かれたJSRの第1四半期の決算説明会で、5月に発表する予定だった新中期経営計画を今年度中に発表する意向を示した。 新中計の方向性として、宮崎取締役はデジタル分野とライフサイエンス分野を成長の中心に置き、組織変革を進め、持続的で強靱かつグローバルな事業展開をさらに進化させることを目指して……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ機に変革目指す十川ゴム 2020年8月31日 10時 緊急事態宣言発令中、従業員や関係者の安全確保とともに、感染拡大防止という企業の社会的責任を果たすため、様々な取り組みを実施した十川ゴム。 在宅勤務もその一つで、同社では事務系従業員を中心に実施したほか、十川利男社長を始め、十川忠正副社長、十川敬夫副社長ら幹部も在宅勤務を行い、全従業員の3割程度……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム企業の従業員数ランキング 2020年7月31日 8時 弊紙ではこのほど、ゴム企業17社が2019年度末に提出した有価証券報告書をもとに、各企業の期末従業員数(連結)を調べ、ランキングを作成した。 それによると、1位はNOKで4万492人、2位は豊田合成で3万9403人、3位は住友理工で2万6109人となった。 続く4位はJSRで9050人、5位は西……
ゴムタイムス社 取材メモ 3Dプリンター事業を強化 2020年7月17日 10時 ホッティーポリマーが7月から販売開始したGerman RepRap社のLAM方式3Dプリンター「L320」。同社はこの販売をきっかけに3Dプリンター事業を強化する。 3Dプリンター事業は7年前から始め、昨年には3Dプリンターの本体「ファンダー」と「レイズ3D」などの販売を開始した。 堀田社長は……
ゴムタイムス社 取材メモ PCR検査車両提供の意義 2020年7月13日 11時 豊田合成は新型コロナウイルスのPCR検査車両を5月に東京都医師会、6月に名古屋大学医学部附属病院に提供した。このPCR検査車両は、トヨタグループが新型コロナウイルス感染症の診断や治療に尽力する医療現場を支援する活動「ココロハコブプロジェクト」の一つとして提供したものだ。 新型コロナウイルス対策……
ゴムタイムス社 取材メモ 再生660万回のコンドーム動画 2020年7月3日 13時 オカモトラバーズ研究所が2017年8月にユーチューブで公開している「オカモトコンドームトレーニングキャンプ」の再生回数が6月現在で660万回を突破した。 オカモトラバーズ研究所は、国内コンドーム市場でシェアNo1のオカモトが2015年12月にコンドームの着用率向上を目的に開設した情報発信サイト。……
ゴムタイムス社 取材メモ 感染症対策に貢献するゴム・プラ企業 2020年6月29日 12時 新型コロナウイルス感染症対策で注目を集める製品や新技術が、ゴム・プラスチック企業から相次ぎ開発され、感染症防止対策に一役買っている。 日進ゴムは、ドアノブからのコロナ感染防止のため、ドアノブ用のアタッチメント「ノブフック#1」を緊急開発した。手の平でドアノブを握らずに腕やヒジを用いて開閉でき、……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ後変わること、変わらないこと 2020年6月22日 10時 三井化学の橋本修社長は、6月2日にオンラインで開いた「2020年度経営概況説明会」で、新型コロナウイルス前後で変わらないこと、コロナ後に変わることについて言及した。 橋本社長は、コロナ前後で変わらない事象として、「5GやAIに代表されるデジタル技術の加速度的な進展」「プラスチック問題、CO2の……
ゴムタイムス社 取材メモ 業績予想「未定」をめぐる苦悩 2020年6月8日 9時 今期の業績予想を「未定」とする企業が非常に目立つ中、宇部興産の泉原雅人社長が先の経営概況説明会で業績予想策定の経緯を明かした。 同社は当初、業績予想に前期に近い営業利益などを組み込もうとしていたが、その後、新型コロナウイルス感染が拡大。泉原社長は、「この影響をどの程度織り込むか、われわれも非常……
ゴムタイムス社 取材メモ 極薄手袋「シンガープラテMD―PF」が好調 2020年6月1日 14時 宇都宮製作は1903年の創業以来、クインやトーマ、シンガー、さらに創業110周年を機に掲げた新ブランド「プロプラス」等様々なブランドを世の中に発信してきた。 このうち、同社の主力ブランドであるシンガーは、使い捨て手袋を始め、マスク、エプロン、衛生キャップなどの商品で展開し、病院や介護、食品工場……
ゴムタイムス社 【取材メモ】マスク製作キット注目浴びる 2020年5月25日 9時 ビクトリア型を使用した打抜き加工技術を得意とする精工パッキング(東京都葛飾区、平井秀明社長)。 同社が開発した「マスク製作キット」が現在、注目を浴びている。マスク製作キットは打抜き加工技術を活かし、太さ0・3~0・4ミリのシリコンー製の超極細輪ゴムを使用した商品だ。細くて伸縮性が良いため、着……
ゴムタイムス社 取材メモ 東和コーポが焚き火用手袋発売 2020年5月18日 10時 キャンプ人気が再燃している。キャンプの様子をSNSで発信する芸能人や一般人も増え、ブームに一役買っている。 作業用手袋を製造・販売する東和コーポレーションは、このブームに着目し、今年5月よりワークマンで、キャンプ(焚き火)での使用を強く意識した革手袋「EXTRA GUARD TAKIBI」の販売……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内で唯一手作りゴム風船を製造したマルサ斉藤ゴム 2020年5月4日 16時 1950年の創業以来、風船の総合メーカーとして様々な商品を世に送り出してきた、墨田区にある㈱マルサ斉藤ゴム。 本紙では同社を7年前に企業特集として取り上げた。 同社は後継者を育成することと、海外へ販路を広げていく中で生産体制をどう拡充していくかを今後の課題としていた。 しかし、4月7日に発表……
ゴムタイムス社 取材メモ 新型コロナの医療用テントに貢献 2020年4月27日 15時 東ソーが製造するクロロスルホン化ポリエチレン(CSM)の「TOSO―CSM」が、新型コロナウイルス感染者の治療現場で活躍している。 山口県の南陽事業所で高稼働が続くCSMは、ホース、電線被覆、引布、パッキン、ロール、ライニング、エスカレータ手摺、ゴムボート、自動車用ベルト、建材用目地材等に使用さ……
ゴムタイムス社 取材メモ KTパウダーが国内外で高い評価 2020年4月20日 10時 カワイチ・テックが注力するKTブランド商品のひとつである「KTパウダー」は無機複合化合物を粉砕して高濁度用に調合した無害の浄水用凝集剤。 KT-パウダーは、汚れた水に入れると瞬時に浄化できる商品だ。 最近では、同商品はテレビ東京「未来ジパング」、TBSテレビ「メイドインジャパン!」、千葉テレビ……
ゴムタイムス社 取材メモ 新型コロナでウェブ活用急拡大 2020年4月20日 10時 コロナ禍の長期化が懸念される中、ウェブをいかに活用するかが感染防止や事業継続にとって生命線となりつつある。 社内会議や取引先との面談にウェブ方式を導入する企業が相次ぐほか、今年は新入社員への訓示も様変わりし、TOYO TIRE、日本ゼオン、三井化学、東ソー、三菱ケミカルなどがウェブで配信した。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 使い捨て手袋を使う消費者心理 2020年4月13日 10時 新型コロナウイルスの感染予防対策として、使い捨て手袋を使用する消費者が増えている。筆者は都内の事務所に電車で通勤しているが、最近は車内ではマスクだけでなく、ビニール製やニトリルゴム製の使い捨て手袋を装着し、通勤する人を見かけるようになった。 その背景には、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、……
ゴムタイムス社 取材メモ ハシモト、電設資材関連商品に力 2020年4月13日 9時 1925年の創業以来、ベルトやホースなど工業用ゴム・プラスチック製品の製造販売とともに、近年は機械システムや建設インフラなど事業フィールドを広げるハシモト。 同社が現在注力する商品の一つに「マルチゲート」「シングルゲート」と呼ばれるフィンランドから輸入している電設資材関連の商品が
ゴムタイムス社 取材メモ 優秀賞を受賞した中島ゴム工業 2020年4月6日 7時 中島ゴム工業(福岡県久留米市、中島幹雄社長)は昨年12月に、「第8回ものづくり日本大賞」の製造・生産プロセス部門で優秀賞を受賞した。 受賞した案件は、「防振ゴム製品製造におけるVOC排出ゼロと製造コスト削減を実現する加硫接着プロセス」。同プロセスを兼ね備えた製品が同社が注力する「加硫接着剤フィル……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンタイヤの商機は 2020年3月30日 7時 TOYO TIREが2月に実施した試走会の会場で、清水隆史社長がオールシーズンタイヤについて所見を述べた。 オールシーズンタイヤ「セルシアス」の日本での展開について、清水社長は、「関東や関西は雪は降るが凍らないということで、私はこのタイヤは非常に便利なタイヤなので徐々に増えていく可能性があると……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪に向け物流対策が本格化 2020年3月30日 7時 クラレのエラストマー事業部が、東京五輪中の物流の混雑を避ける取り組みを本格化させている。 熱可塑性エラストマー「セプトン」などを扱う同事業部は、茨城県の鹿島事業所が国内のメインの製造拠点となり、ここで生産する製品は通常は東京港から輸出される。 しかし、東京港は、最近は慢性的に混雑しており、まし……
ゴムタイムス社 取材メモ 欧州の機械メーカーの特徴 2020年3月16日 14時 ゴム・樹脂機械メーカーを取材している際に、昨年10月に開催されたK2019(国際プラスチック・ゴム産業展)に行った人に、欧州の機械メーカーの特徴を聞くことができた。 K2019に行った人が口を揃えて話していたのが、機械のIoTやAIの活用が圧倒的進んでいるとのことだった。たとえば、機械にセンサを……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ業界の再編に言及 2020年3月16日 10時 ブリヂストンの決算説明会で、タイヤ業界の再編に幹部が言及した。 説明会が行われた2月17日時点での新型コロナウイルスの影響について、石橋秀一副会長は「中国は当社にとってクリティカルな市場ではないので、グローバルのサプライチェーンに中国が大きく影響することはない。パンデミックな事態になると別なシナ……
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムのMB事業の近況は 2020年3月9日 14時 横浜ゴムが先の決算説明会でMB事業の近況を説明した。 19年のMB事業は、売上収益が1193億円で前期比1・3%増、事業利益が83億円で同12・4%増と増収増益となり、このうち、ホース配管事業は減収、工業資材事業は増収となった。 これに対し、20年のMB事業は、売上収益が1190億円で同0・3%減、事……
ゴムタイムス社 取材メモ 戦略的にデジタルを活用していく 2020年3月9日 12時 TOYO TIREは2月1日から「デジタル推進室」を解消し、「デジタルイノベーション推進本部」を新設した。 先日開催されたTOYO TIREの決算説明会で、デジタルイノベーション推進本部の立ち上げの経緯について、2月から同推進本部長に就いた金井昌之取締役常務執行役員は
ゴムタイムス社 取材メモ スタッドレスの履きつぶしとは 2020年2月28日 13時 横浜ゴムは2月初旬に旭川市で開いた冬用タイヤの勉強会で、普段接する機会が少ないトラックバス用(TB)タイヤに関する興味深い資料を紹介した。 同社によると、TB用タイヤの需要構成比(18年)は、スタッドレスタイヤ約46%、オールシーズン約36%、サマータイヤ約17%と
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム産業の新3Kとは 2020年2月25日 14時 きつい、汚い、危険の頭文字をとった「3K」業種といわれるゴム産業。 2月7日に大阪で開催されたゴム連合の第60回ゴム産業労使懇談会で石塚宏幸中央執行委員長は、賃金や一時金、ワークライフバランスの実現など、20年の春とり方針を表明する中で、ゴム産業の労働環境の現状について言及した。 石塚委員長によ……
ゴムタイムス社 取材メモ 減損損失の今後の対策 2020年2月25日 13時 住友ゴム工業は先日開催した2019年12月期の決算説明会の席上、19年12月期の減損損失が182億円になったことを発表した。減損の多くは海外工場の生産や販売面での遅れによるものだという。 今後の対策は、米国工場では、生産面については少品種多量生産体制から多品種少量生産体制に移行しながら、生産難易度が……
ゴムタイムス社 取材メモ マスク代替にもなる極細輪ゴム 2020年2月14日 8時 「世界で一番細い、極細シリコン輪ゴムをもっと世の中に広めたい」と語るのは、東京葛飾区の町工場、精工パッキングの平井秀明社長。 同社のビクトリア型打抜き技術で製造する極細シリコン輪ゴムは、身につけたことも忘れるほど0・3mmと細く軽い輪ゴムで、シリコン素材のため、無臭、防振性、耐熱性にも優れる。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム事業の近況は 2020年2月14日 7時 日本ゼオンの20年3月期第3四半期の決算説明会で、合成ゴム事業の近況が詳述された。 出荷量を前年同期と比べると、タイヤ向けが中心の汎用ゴムは、海外向けが伸び6%増。松浦一慶取締役執行役員は、「タイヤの需要が世界的に決して強くない環境下、
ゴムタイムス社 取材メモ 次の100年はシロからイロ(色)へ 2020年2月10日 13時 化学品専門商社の白石カルシウム、炭酸カルシウムのパイオニア企業の白石工業、研究機関の白石中央研究所などグループ22社、国内外42拠点で多様な事業を行う白石グループ(大阪市北区、白石恒裕社長)は、昨年11月に白石グループとして創業100周年を迎えた。その中、白石社長は今年の年頭挨拶で次の100年に向けた……
ゴムタイムス社 取材メモ 経産省が各所で「2つのお願い」 2020年2月7日 13時 今年の各団体の新年賀詞交歓会に来賓として招かれた経産省幹部のあいさつは、終盤に示し合せたかのように「最後に2点お願いがございます」という決まり文句が述べられ、必ず企業への2つの要請で締めくくられた。 日本自動車タイヤ協会(JATMA)の新年賀詞交換会でも、来賓の経産省・大臣官房の大内聡審議官が……
ゴムタイムス社 取材メモ 中部ゴム商組が経済産業大臣賞 2020年1月31日 15時 今年も1月中旬から下旬にかけて全国各地のゴム製品商業組合で賀詞交歓会が行われ、各商業組合の活動がスタートした。 なお、昨年は各地のゴム製品商業組合が設立40周年を迎えた記念すべき年であったが、「各地区が相互に40周年を祝ったことで
ゴムタイムス社 取材メモ プラスチックの環境問題に取り組む 2020年1月31日 13時 先日、開催された日本プラスチック機械工業会の新年賀詞交歓会で、依田社長は海洋プラスチックごみ問題を始めとする環境問題への対応について触れ、「プラスチックが環境負荷素材と話題になり、一般の皆様から見ると我々の業界としては逆風となっている。今後は我々も環境問題の対応もしていくことが重要になっていくる……