取材メモ 優秀賞を受賞した中島ゴム工業

2020年04月06日

ゴムタイムス社

 中島ゴム工業(福岡県久留米市、中島幹雄社長)は昨年12月に、「第8回ものづくり日本大賞」の製造・生産プロセス部門で優秀賞を受賞した。
 受賞した案件は、「防振ゴム製品製造におけるVOC排出ゼロと製造コスト削減を実現する加硫接着プロセス」。同プロセスを兼ね備えた製品が同社が注力する「加硫接着剤フィルムACULAH(アキュラ)®」だ。アキュラは上塗り・下塗りを行う2層タイプの加硫接着剤(シクソン、ケムロック、メタロックなど)を樹脂フィルム上に均一に塗布したフィルム。特長は、接着対象物上で熱と圧力をかけて転写することにより、上塗りと下塗りの2層を有する接着剤を一度で塗工できるようになったこと。この特長により、アキュラは作業時間の短縮・コスト削減を実現した。

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