ゴムタイムス社 CMB特集 カワイチ・テック 2034年に向けプロジェクト策定 生産ラインの全自動化を目指す 2024年5月14日 10時 今年創業70年を迎えたカワイチ・テック(千葉県成田市、川口秀一社長)。 同社は、10年先の事業の継続性と後継者問題を盛り込んだ2024年度経営方針「プロジェクト2034―ライン自動化に向けて愚直に進化―」を策定した。パーパスは「サーキュラーエコノミーと通して、素材を探求し持続可能でウエルビーイングな……
ゴムタイムス社 バイオプラスチック特集 ダイセル CAFBLOの本格展開を加速 3Dプリンター用途に注力 2024年4月30日 10時 ダイセルは、木材やコットンリンターから得られる「セルロース」と食酢の主成分である「酢酸」から製造される人と環境に優しい酢酸セルロースを主原料にマテリアルリサイクル可能な
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 三ツ星ベルト Tailorbeltの専用サイト開設 レーザマーキングの注文好調 2024年4月30日 10時 三ツ星ベルトの樹脂コンベヤベルトの24年3月期現況(23年4~23年12月)は、売上は前年同期比並みとなった。分野別では、食品分野は手堅く、パンやコンビニ、お土産物のライン向けは安定して推移した。物流分野は後半にかけて案件がじわじわと戻りつつあるが、前半が前年同期に比べて落ち込んだ影響を受けた。 同社……
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン Prosanとフルサンの拡販に力 プロリンク… 2024年4月30日 10時 フォルボ・ジークリング・ジャパンのベルト部門の23年12月期(前期)の売上は前年比で108%と予算を達成した。前期を振り返ると、「5月までは未達の状況で推移していたが、物流分野を中心に7月以降は売上が順調に伸びた」(同社)としている。 分野別に見ると、物流向けは
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 ニッタ ブルーベルトで新シリーズ発売 24年度は2ケタ近い増収を計画 2024年4月30日 10時 ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)の樹脂搬送ベルト部門の23年度売上は前年同期比10%近い伸びで着地する見通しとなった。 業界別にみると、物流分野は新設案件に加え、既設の搬送ラインでの改造および補修案件も取り込めた。 食品分野も需要は安定。既存の食品搬送用ベルト製品に加え、小型カーブコンベヤ
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 バンドー化学 食品は冷食やコンビニ用途が堅調 軽搬送の点検サービス強化へ 2024年4月30日 9時 バンドー化学の樹脂搬送ベルト部門の24年3月期は、前年度と同水準で推移している模様だ。分野別にみると、食品分野では、冷食関係やコンビニ用途が堅調だ。一方、インバウンドや旅行需要の
ゴムタイムス社 CMB特集 竹原ゴム加工 自動車関連の需要落ち込む 材料過多に対応し在庫管理を強化 2024年4月24日 10時 高い技術を駆使してゴムの高性能化に挑戦する竹原ゴム加工(岐阜県中津川市、中島竜二社長)は、特殊合成ゴムなど各種ゴム混練りの加工販売や小分け計量などを展開する。 24年8月期上半期(23年9月~24年2月)を振り返ると、昨年9月~11月までは前年並みの動きだったが、昨年12月から流れが変わり、数量が落ち始……
ゴムタイムス社 CMB特集 三福工業 安全と品質対策を重要視へ 安全最優先の原点に立ち返る 2024年4月23日 17時 三福工業(栃木県佐野市、三井福太郎社長)は、フッ素ゴムや合成樹脂などのコンパウンド事業と、発泡体事業の2本柱で展開する。 23年度の需要動向を振り返ると、コンパウンド事業ではフッ素ゴムは22年度が好調だったものの、23年度は落ち着きを見せ、「自動車部品メーカーの在庫調整の影響も受け数量が落ちこんだ。……
ゴムタイムス社 CMB特集 デンカエラストリューション 事業ポートフォリオ見直す 熱膨張性耐火材等で収益改善 2024年4月23日 10時 デンカグループのデンカエラストリューション(群馬県高崎市、道盛徹社長)は、熱膨張性耐火材事業とコンパウンド事業を中心に展開しているほか、押出成型品やプレス成型品も手掛けている。 23年度の需要動向を振り返ると、注力した熱膨張性耐火材は「新規案件の立ち上がりで少し苦戦したものの、
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 入間川ゴム 関西地区の展示会に初出展 エンドユーザーと結びつき強める 2024年4月8日 13時 入間川ゴム(埼玉県狭山市、清水佑樹社長)の23年度業績は減収、ゴムシート事業も売上は前年同期を下回る見通しとなった。「品種別にゴムシートは全般的に微減傾向にあり、特にフッ素ゴムの落ち込みがダイレクトに売上の減少に響いた」(清水社長)としている。 合成ゴムシートを見ると、NBRは前年を下回るも、E……
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 オーサカゴム 応用商品の提案をさらに強化 23年度の合成ゴム板は順調 2024年4月8日 12時 オーサカゴム(大阪市天王寺区、八尾巍社長)23年度(23年4~1月)のゴムシート事業売上は前年度比105%で推移する。「ゴム工業会の統計をみると23年年間(1~12月)の売上は前年比105%程度で、当社の23年度は統計と
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 十川ゴム フッ素ゴムシートの回復に期待 23年度通期は計画通りに進捗 2024年4月8日 12時 十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)の23年度4~12月期のゴムシート事業全体の販売数量は前年対比で横ばい、売上は微増となり、23年度通期のゴムシート事業全体は計画通りを見込んでいる。 23年度を品種別にみていくと、天然ゴムシートはゴムシート業界の販売数量自体
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 タイガースポリマー タイかるシートを展示会で披露 軽量化が求められる用途に注力 2024年4月8日 12時 タイガースポリマー(大阪府豊中市、澤田宏治社長)の23年度(23年4~24年1月)のゴムシート事業売上は前年同期と比較して微減となった。品種別にみると、NBRやEPT、CRなどの合成ゴムシートは増収、天然ゴムシートはほぼ横ばいで推移するのに対し、特殊ゴムシートは前年同期を
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 日東化工 ポリマーサーキュラーラボを開設 エンビプロ傘下でも既存事業継続 2024年4月8日 12時 日東化工(神奈川県高座郡寒川町、春山孝造社長)は23年6月より資源循環事業やグローバルトレーディング事業などを手がけるエンビプロ・ホールディングスの100%子会社として事業展開を開始している。 同社のゴムシート、ゴムマット部門の23年度(23年4~24年1月)業績は、ゴムシート・ゴムマットともに
ゴムタイムス社 ゴムシート特集 マクセルクレハ 「ラバーストリップ」を新発売 ユーザーとの接触機会を増やす 2024年4月8日 12時 マクセルクレハ(大阪市中央区、西郷政裕社長)のゴムシート事業の23年度(23年4~24年2月)売上は前年度比若干のマイナスとなった。品種別にみると、汎用シートはほぼ予算通りで推移する一方、フッ素ゴムシートやシリコーンゴムの特殊シートは前年度を下回った。半導体製造装置に使われるフッ素ゴム
ゴムタイムス社 ゴム樹脂ホース特集 ニッタ バイオマス素材のチューブを上市 建設機械向けホース製品は堅調 2024年4月1日 13時 ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)で一般産業事業やオート事業のホース・チューブ製品を手掛けているニッタ・ムアー事業部の23年度第3四半期(4~12月)は、一般産業事業が減収となったのに対し、オート事業は増収となった。 「需要先別にみると、一般産業事業では、半導体製造装置向けのクリーンチューブは……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 プラス・テク エクレマーはPL法対応を推進 テクノ3兄弟、各方面でPR… 2024年4月1日 12時 プラス・テク(茨城県稲敷郡、峰重克己社長)の23年度(23年4~24年1月)の売上は前年同期を下回る。ただ、数量ベースでは上半期(4~9月)比べると第3四半期(10~12月)は数量ベースで徐々に上向きつつあるという。 製品別の状況は、電動工具などに使われるエアーホースは
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 八興 ウルトラソフトで新製品投入 24年度のテーマは新規顧客開拓 2024年4月1日 12時 八興(東京都板橋区、阿部忠弘社長)の23年度(23年4~24年1月)売上は前年同期比95%となった。「今年度上半期は微減で推移していた。下半期に入り注文を期待していた半導体製造装置向けが大きくずれ込んだ影響を受けた」(同社)と語る。 業界別では、大きく落ち込んだ半導体製造装置以外では、海外市場は比較的……
ゴムタイムス社 ホース商社特集 ホース商社アンケート 市場環境は横ばい続く 2024年4月1日 10時 ホース商社はメーカーと協力し合い、エンドユーザーの幅広いニーズを的確に捉えつつ、商品のみならず情報の効率的な流通に寄与し、ホース産業の発展につなげてきた。 弊紙では各地のゴム商業卸組合などに加盟し、ゴム・樹脂ホース製品を取り扱う商業者に景況感を尋ねるアンケートを年2回(春と秋)に実施している。……
ゴムタイムス社 バイオプラスチック特集 カネカ Green Planet採用拡大 廃食用油を原料に生産技術確立 2024年3月26日 13時 カネカが開発した「Green Planet(化学名はPHBH)」は、植物油を原料に微生物によって生産されるバイオマスポリマー。自然の土壌だけでなく、土壌に比べ微生物の数が少ないとされる海水中でも生分解される。日本では23年から海洋生分解性プラスチックの識別表示制度の運用が開始されたが、Green P……
ゴムタイムス社 バイオプラスチック特集 三菱ケミカルグループ 機能性+バイオに注目集まる デュラビオ、幅広い業… 2024年3月25日 14時 三菱ケミカルグループの「DURABIO™(デュラビオ™)」は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を主原料とし、ポリカーボネート樹脂とPMMA(アクリル樹脂)の特性を持つバイオエンジニアプラスチック。DURABIO™は、2014年に自動車部品(インパネ)に採用されて以降、自……
ゴムタイムス社 バイオプラスチック特集 ハイケム PLA、成形品分野で新技術 ハイラクトでアパレル市場開拓へ 2024年3月25日 13時 化学品商社のハイケムは、ポリ乳酸(PLA)を始めPBAT、PHBVなど7種類の生分解性プラスチックを扱っている。同社は中国から原料を輸入する一方、日本から中国に原料を輸出するなど、日本と中国を結ぶ懸け橋として事業を拡大している。 PLAでは、中国安徽省の安徽豊原集団有限公司と20年に事業戦略パー……
ゴムタイムス社 バイオプラスチック特集 ネイチャーワークス インジオ、日本で引き合い増える 不織布衛生品向けグ… 2024年3月25日 13時 ポリ乳酸(PLA)メーカーのネイチャーワークスは、Ingeo(インジオ)のブランド名で北米、欧州、アジアに供給している。インジオはトウモロコシ由来の糖(グルコース)を原料に2003年から米国工場(ネブラスカ州ブレア)で生産を開始。米国の生産能力は年15万tを有するが、現在は需要拡大に備えてタイのナ……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 東拓工業 23年度売上100億円超を見込む しめTACシリーズの拡充を推進 2024年3月25日 10時 東拓工業(大阪市西区、中西俊博社長)の23年度(23年4月~24年3月)は売上、販売数量ともに前年度を上回り、売上は前年度比2桁増、物量は同4%増の見込み。「売上は1つの目標としていた100億円を超える見込みだ。上期は前年並み
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 十川ゴム 半導体・医療機器など採用拡大へ 23年度はほぼ計画通りに進捗 2024年3月25日 9時 十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)の23年度4~12月のホース関連事業は、上期が好調な推移をしたため、前年同期と比べると若干の減少となってはいるが、「販売計画はほぼ計画通りの進捗を示している」(同社)。 分野別にみると、ゴムホース類ではガス産業用は暖冬ではあるが販売は順調に推移し、今後も増加を見……
ゴムタイムス社 伝動ベルト特集 三ツ星ベルト メガトルクGⅡの品ぞろえ拡充 ロボット業界へ採用拡大目指す 2024年3月25日 9時 三ツ星ベルトの23年度第3四半期のベルト事業は、自動車用は前年同期比で増収となる一方、一般産業用は前年同期を下回る状況にある。一般産業用を業界別に見ると、射出成形機やロボット関連業界向けは需要が戻り切っておらず、ベルトの販売もやや低調に推移する。一方、今年7月3日に日本銀行券が改刷されることから金……
ゴムタイムス社 伝動ベルト特集 バンドー化学 Ceptor―Xに注力展開 小ピッチ対応でロボット市場狙う 2024年3月25日 9時 バンドー化学の24年3月期第3四半期の一般産業用伝動ベルトは、国内・海外とも販売は前年同期を下回った。「中国経済の不況に伴い、射出成形機や半導体製造装置、ロボットに組み込まれるOEMの販売も減少し、厳しい環境下にある」(同社)とした。このような環境の中でも紙幣搬送向けは好調だった。今年7月に日本銀……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 タイガースポリマー 土木向けサクションホースが好調 ホース含めた難燃シリ… 2024年3月25日 8時 タイガースポリマー(大阪府豊中市、澤田宏治社長)の23年度(23年4~24年1月)のホース事業は、製品ごとに濃淡はあるものの、事業全体の売上は前年同期を上回って推移する。製品別にみると、土木分野向けのサクションホースは堅調だ。「河川工事向けで大口物件があった一昨年度、昨年度と比較しても、今年度も
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 鈴鹿エンヂニヤリング ゴム精練の高度自動化に注力 新工場設立で生産性効率高める 2024年3月19日 12時 鈴鹿エンヂニヤリング(三重県四日市市、矢田龍生社長)は「高度自動化」と「情報化」をキーワードに、原材料の配合から混練・圧延・冷却・裁断と、それらを持続するマテリアルハンドリングまでゴム精練工程で必要とされるすべての設備をワンストップで提供し、ゴム精練の高度自動化を目指していく。また、製造プロセス……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 加藤事務所 更新需要が堅調に推移 台湾機械の認知度上がり需要増 2024年3月19日 11時 加藤事務所(東京都中央区、加藤進一社長)は、ゴム原材料をはじめゴム成形製品、ゴム用機械の販売を行う。 ゴム用機械では、台湾機械メーカーの「ニーダーマシナリー」と「ジンダイ機械工業」を中心に、世界中の機械メーカーの機械の取り扱いを行っており、機械の種類も小型試験機からニーダー、プレス、ロール、大……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 アドバンステクノロジーシステム アリストがスポンジ厚物も対応 きめ細かなサービ… 2024年3月19日 10時 アドバンステクノロジーシステム(以下ATS、名古屋市西区、加藤康二社長)は、独アリスト社のカッティングプロッターの販売を行う。 国内では、「ARISTOMAT TL(以下、TL)」シリーズはガスケット・パッキン業界を中心に売れ筋の機械になっている。また大型機種になると、「ARISTOMAT ……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 日本ロール製造 カレンダーロール機販売に注力 修理や改造等の需要が伸びる 2024年3月19日 10時 日本ロール製造(東京都江戸川区、青木要助社長)の機械ロール事業部は、創業130年以上の歴史を持つ。 同事業部はゴムやプラスチック加工機械の専門メーカーとして国内最大の実績を誇り、合成皮革、ビニルシート、建材などを製造するプラスチック加工機械と、タイヤなどのゴムを混練するゴム機械の製造・販売を行……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 ダイハン イー・エム技研が新工場増設 生産効率高めテスト環境充実へ 2024年3月19日 9時 2024年で設立60年を迎えるダイハン(東京都大田区、森大作社長)。 同社は設立して以来、国内外のゴム工場に欠かせないゴム用機械の製造・販売を手掛けている。販売するゴム用機械は、主に押出成形機、プレス等の型物成形機、ロール等の混練機の3分野となっている。 同社グループでゴム押出機の製造をするイー・エ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 加藤産商 グループ連携強化さらに加速 中国はフッ素ゴムなど特殊練りに力 2024年3月11日 10時 加藤産商(東京都中央区、加藤進一社長)の24年9月期第1四半期(23年10~12月)は売上・利益ともに会社予算を達成した。国内では自動車生産の回復に伴い特に中部地区が好調な動きを見せた。一方、東京地区は中国向けなどの輸出
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 平泉洋行 シグマソフト、採用実績が拡大 液状シリコーンゴム解析可能に 2024年3月11日 10時 平泉洋行(東京都台東区、高濱明社長)の前期(23年12月期)は増収増益となった。同社は23年1月1日付で組織体制を変更し、エラストマービジネスユニット、機械ビジネスユニット、H&Kビジネスユニット、経営企画ユニットの4ユニット体制から、化学品ビジネスユニット(エラストマービジネスユニットとH&Kビジ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 東京材料 売上・利益とも若干のプラス サステナブル商材の拡大推進 2024年3月11日 10時 ゴム・ケミカルズの専門商社、東京材料(東京都千代田区、大井喜信社長)の23年度第3四半期の業績は売上、営業利益とも前年同期比で若干のプラスとなった。原材料の需要動向について大井社長は「ゴム、樹脂とも全般的にお客様からの受注は自動車生産の回復ほどの力強さはみられないが、既存ビジネスに新規ビジネスの拡……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 白石カルシウム セメレイクMBの採用に力 非自動車向けにも提案強化 2024年3月11日 9時 白石カルシウム(大阪市北区、白石裕俊社長)の23年度第3四半期(4~12月)は実績比で増収減益、予算比で減収増益となった。国内営業グループ、海外営業グループ、食品アグリグループの3グループ体制で事業を展開しているが、国内営業グループはカーメーカーの生産増に原料販売が追いつかない状況が続いていた。ただ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 三洋貿易 新中計SV2028が始動 ダウホン社フッ素ゴムを拡売 2024年3月11日 9時 三洋貿易(東京都千代田区、新谷正伸社長)は今期(24年9月期)から5ヵ年計画の中期計画Sanyo Vision(SV2028)をスタートさせている。今期(23年10~12月)のゴム事業部の状況は、国内では荷動きが停滞している商材が一部残るも、「シリコーンゴムを中心に機能品の出荷は復調してきた。ただ、為替……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 各社の中国拠点は低迷 サステナブル商材の拡販に注力 2024年3月11日 9時 ファインケミカル商社(ゴム・ケミカル商社)は、タイヤを始めベルトやホースなど工業用ゴム製品の製造に不可欠な合成ゴムやエラストマー、樹脂、カーボンブラック、ゴム薬品、副資材など多岐にわたる商材を市場へ流通する大切な役割を担っている。 主要な商社(東京材料、三洋貿易、白石カルシウム、加藤産商、平泉……
ゴムタイムス社 インフラ特集 早川ゴム 現場負荷軽減を図る製品開発 スパンシール誘発目地材など注力 2024年3月4日 13時 早川ゴム(広島県福山市、小川浩司社長)は昨年10月から土木止水材、建築防水材の2部門を建設用資材部門に、環境アメニティ、ファインケミカルの2部門を産業用資材部門に統合した。インフラ分野では止水製品や防水製品、防振・防音製品、コンクリート養生製品などを展開。労働人口の減少や労働時間の制限などを受け、……
ゴムタイムス社 インフラ商社特集 インフラ商社アンケート 商材の仕入価格は上昇継続 2024年3月4日 12時 インフラ施設では、多くのゴム・樹脂製品が使われ、我が国の産業の基盤づくりや公共交通機関の発展に貢献してきた。インフラ施設で使われる主なゴム・樹脂製品は、コンベヤベルトや搬送用ホース、防振ゴム、防舷材、ゴム支承、止水材、可とう継手、養生マット、排水管など多種多様に及んでいる。 本紙では、インフラ……
ゴムタイムス社 インフラメーカー特集 六菱ゴム 浸水対策製品の提案を強化 3現主義徹底で顧客課題の解決へ 2024年3月4日 10時 六菱ゴム(神戸市西区、和田剛二社長)はインフラ分野を始め、製鉄や造船、産業機械、原子力発電などのエネルギー、医薬・製薬分野など多様なフィールドに対し、同社オリジナルのゴム機能部品やシステム製品を製造販売している。 インフラ分野では、津波や集中豪雨からさまざまな設備を守る浸水対策製品の提案に力を……
ゴムタイムス社 タイヤリサイクル・再生ゴム特集 村岡ゴム工業 2024年2月13日 12時 国内の再生ゴム業界で高いシェアを占める村岡ゴム工業(千葉県市川市、村岡良亮社長)の23年9月期を振り返ると、売上は22年6月に実施した価格改定が着実に浸透したことにより、2期連続で増収となった。ただ利益面では電気料金の改定による負担増を価格に反映できず収益を圧迫した。その結果、増収減益となった。 ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターは新規増加へ 他材料の切り替えも伸長 2024年1月3日 11時 大阪ソーダの機能材事業部は、エピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」をはじめ、アクリルゴム「ラクレスター」、シランカップリング剤「カブラス」、合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂、アリルエーテル類などを取り扱っている。 機能化学品の上半期を振り返ると、アリルエーテル類における同社ア……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 レゾナック グローバルでCR需要が減少 顧客の手袋の在庫調整が続く 2024年1月3日 10時 レゾナックはコア成長事業として、エレクトロニクスとモビリティを挙げており、今後大きく成長を担う事業に積極的に投資を行う。一方で、安定した利益を稼ぎ、投資資金を捻出する収益基盤を築いているのが安定収益事業だ。その事業うち、基礎化学品ではクロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 ENEOSマテリアル タイヤリプレイス需要減が響く 収益の柱になる新事業を計画 2024年1月3日 10時 合成ゴムの総合メーカーのENEOSマテリアル。同社は、エネルギー・資源・素材のリーディングカンパニーであるENEOSグループにおける素材事業の中核として、環境性能に優れた素材で脱炭素・循環型社会の進展を支えていく。 事業戦略として、環境配慮型の高性能タイヤ材料であるSSBR(溶液重合スチレン・……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 東商ゴム工業 新規顧客の獲得件数が増加 ラボカフェの活動さらに拡充 2023年12月13日 10時 東商ゴム工業(東京都墨田区、末永大介社長)の23年6月期(前期)業績は、売上高が3億2800万円で前期比10%減、営業利益も減益となり、減収減益となった。前期について末永社長は「売上はローラー関係
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 宮川ローラー 新製品「シリウス・オメガ」を上市 今年度後半の需要回復に期待 2023年12月13日 9時 宮川ローラー(宮城県利府町、宮川忠直社長)の23年度上半期(4~9月)業績は前年同期並みで推移している。分野別にみると、印刷用ではグラビア印刷向けやUV印刷向けは安定した動きが続いている。グラビア向けでは、耐溶剤性や帯電防止、高強度を特長とする「セーフティインパクト・α」や耐溶剤性、高強度を特長と……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー CRは流通在庫が停滞で需要低迷 手袋需要は24年に回復見込み 2023年12月12日 12時 東ソーの23年度上半期におけるCR(クロロプレンゴム)の需要動向は、円安進行や原材料価格高騰を背景に国内輸出ともに販売価格は上昇したことで、売上がほぼ計画通りに推移した。ただし、出荷数量は国内輸出ともに需要低迷で減少した。 国内では、自動車関連が回復基調にあるが、未だ流通在庫が停滞し、非自動車向け……