三菱ケミカルグループの「DURABIO™(デュラビオ™)」は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を主原料とし、ポリカーボネート樹脂とPMMA(アクリル樹脂)の特性を持つバイオエンジニアプラスチック。DURABIO™は、2014年に自動車部品(インパネ)に採用されて以降、自動車のみならず幅広い分野で展開されてきた注目度の高い素材であり、生産能力は8000t、生産拠点は九州事業所(北九州市八幡西区)だ。
「DURABIO™はバイオ素材という面だけでなく、機能面でもバランスよく兼ね備えている点が、多方面のお客様から採用、検討されている理由」(同社)。機能面では、高い透明性に優れた光学特性、耐衝撃性、耐傷つき性、耐熱性、難燃性などに優れた
2024年03月25日