日本・アジア好調で増収増益 ニチリンの1~3月期

2024年05月15日

ゴムタイムス社

 ニチリンの24年12月期第1四半期連結決算は、売上高が182億7000万円で前年同期比6・9%増、営業利益は25億6400万円で同10・1%増、経常利益は32億2000万円で同30・2%増、四半期純利益は17億7000万円で同52・8%増となった。
 日本の売上高は85億8800万円(前年同期83億8300万円)、営業利益は9億8300万円(同7億2900万円)。国内で能登半島地震や一部メーカーの出荷停止の影響を受けた一方、北米向け輸出の増加や円安により、増収増益となった。
 北米の売上高は37億3400万円(同31億4000万円)、営業利益は2億6400万円(同2億5700万円)となった。日系メーカーが得意とするHVの需要が好調に推移しており増収増益となった。
 中国の売上高は28億7200万円(同29億1400万円)、営業利益は3億9500万円(同3億8800万円)となった。EV化が加速する中、現地メーカーへの販売が増加した一方、日系メーカーの販売低迷により減収となった。
 アジアの売上高は64億600万円(同53億2900万円)、営業利益は11億4200万円(同7億9400万円)。半導体等部品の供給不足の緩和に加え、グループ内最適生産による北米への販売増加により、増収増益となった。
 欧州の売上高は18億4600万円(同15億9000万円)、営業利益は4300万円(同2200万円)となった。ウクライナ・中東情勢には懸念があるものの、増収増益となった。
 24年12月期通期の連結業績予想は、売上高は720億円で同1・9%増、営業利益は90億円で同6・4%減、経常利益は95億円で同9・9%減、当期純利益は53億円で同10・4%減を見込んでいる。

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