ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期売上高ランキング 2016年11月28日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第2四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 円高の影響などで22社中15社が減収となる中で、7位オカモトと8位西川ゴム工業、17位ナンシンと
ゴムタイムス社 取材メモ 数字よりも重要なのは 2016年11月28日 9時 三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。 同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。 また、……
ゴムタイムス社 取材メモ パンク対応ソリューションとは 2016年11月28日 4時 ブリヂストンは「2016中期経営計画」の重点項目の中で、引き続き単体からソリューションへ注力していく方針を掲げた。その具体例として挙げられているのが「パンク対応」「NVH」「運送」「鉱山」「農機」だ。 NVH・運送・鉱山・農機については、すでにいろいろな形で紹介されているが、パンク対応ソリュー……
ゴムタイムス社 取材メモ 落語ブームを肌で感じる 2016年11月28日 4時 最近、落語がブームなのだという。実力・人気を兼ね備えた若手落語家が増えたことで、テレビ番組や雑誌等で落語が取り上げられている他、都内で開かれる落語会の数も急増している。中には、若手落語家を追いかける若い女性もいるそうだ。 そうした中、東部ゴム商組共済組合が主催する「東部ゴム商組共済会寄席」を観……
ゴムタイムス社 取材メモ 上期は不調も下期は回復へ 2016年11月21日 9時 JSRの2017年3月期第2四半期連結決算は、特に円高が響き減収減益となった。これを受けて、通期の業績予想を下方修正した。 ただ、部門別の下期の売上高予想を見ると、エラストマー事業と合成樹脂事業については、上期の実績を上回る見込みとなっている。 部門別の上期の売上高はエラストマーが833億円、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 温室効果ガス削減への取り組み 2016年11月21日 9時 2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」が11月4日に発効した。 同協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べ2℃より低く抑えるため、CO2などの温室効果ガスの排出を、2100年までに実質ゼロにすることを目指している。 日本は協定の締結に必要な文書の国連への提出が遅れ……
ゴムタイムス社 取材メモ ボトムアップの展示会 2016年11月21日 9時 バンドー化学が9年ぶりに神戸と東京で開催した「バンドーテクノフェア2016」では、環境・省エネ・高機能をテーマに、各事業部が新製品・新技術を展示した。 テクノフェアは、開発型企業を進める雀部昌吾元社長の発案で始められたもので、1989年から2007年まで隔年で開催していたが、リーマンショックを……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 TPPのゴム産業への影響 2016年11月14日 9時 環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案が、11月4日の衆院TPP特別委員会で可決された。 米国のドナルド・トランプ次期大統領が反対しているため、先行きは不透明だが、TPPの参加により日本のゴム産業にどのような影響が生じるのか、気になるところだ。 TPPは2006年に、比較的経済規模の小……
ゴムタイムス社 取材メモ 成果も真の構造改革へは道半ば 2016年11月14日 9時 日東化工の2017年3月期第2四半期決算は、減収だったものの、営業利益は前年同期に比べて倍増となった。15年3月期に営業損失を計上したのを受けて構造改革に取り組んできた、その成果が表れた形だ。 同社が構造改革に着手したのは、昨年6月。チームを立ち上げて方策を練り、具体的な活動を進めてきた。その後……
ゴムタイムス社 取材メモ CRが想定通りでなかったのは 2016年11月14日 8時 2017年3月期第2四半期連結決算が減収減益だったデンカの吉高紳介社長は、不振の理由の一つとして、昨年11月から稼働した米国のクロロプレンゴム(CR)工場での生産が、想定通りでなかったことを挙げた。 同工場は米デュポンから買収したものだが、吉高社長によれば
ゴムタイムス社 取材メモ 高速隊の声かけ効果を実感 2016年11月14日 7時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から実施する「東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」が10月26日、浜名湖サービスエリアで行われた。 今年で48回目を迎えたタイヤ点検では、新たな取り組みとして、JATMAの各点検班に静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊が &n……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 海外から注目を浴びたIRC2016 2016年11月7日 6時 「2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」と併催「ゴム・エラストマー技術展」が10月24~28日に開催され、IRC2016北九州には約600人が参加し、ゴム・エラストマー技術展には約5000人が来場した。 今回の国際会議や展示会の特長は、外国人の日本への関心の高さだ。 特に発表件数の約半……
ゴムタイムス社 取材メモ 時代の流れを読める人間に 2016年11月7日 5時 関西ゴム技術研修所の9月の入学式で、山内一郎・大阪ゴム工業会会長は、入学生に向け同研修所で学ぶ意義を説いた。 山内会長は自社のヤマウチ㈱を例に上げ、戦後70年の間、商売を4回変更しながら事業を継続してきたと説明。その上で「今、商売している製品でも、15~20年は続けられるかも
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ブタジエン価格が一段高に 2016年10月31日 9時 合成ゴムの主原料であるブタジエンのアジア価格が一段高となってきた。 シンガポールのロイヤル・ダッチ・シェル社の操業停止に加え、アジアでのナフサクラッカーの設備定修などにより、需給が引き締まるとの見方から、9月末にはトン当たり1400ドルと、4月のトン当たり1080ドル前後と比べ、約300ドル近……
ゴムタイムス社 取材メモ 「べっぴんさん」で関西景気の浮揚へ 2016年10月31日 9時 NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で描かれているフアミリアの創業者の一人である田村枝津子(田村えつこ)さんが、ゴム関係者の間で話題になっている。 というのは、田村さんは阪東調帯護謨株式会社(現バンドー化学)の創業者榎並充造氏の次女だからだ。 NHKの「べっぴんさん」の実在モデルの紹介欄には……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の2つの動き 2016年10月24日 10時 海外から大きなニュースが相次いで入ってきた。いずれもゴム企業の業績に影響を与える可能性があり、その行方が気がかりだ。 一つは、石油輸出国機構(OPEC)が9月28日の臨時総会で、加盟14ヵ国の原油生産量を現在の3324万バレルから、3250万~3300万バレルに制限することで合意したことである。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内安定化後は海外も視野に 2016年10月24日 8時 ユーシー産業(永吉昭二社長)は16年を初年度とする5ヵ年計画を策定した。最終年度となる20年度には、15年対比で鳥取工場生産分売上高50%増をはじめ、収益面・財務面での大きな改善を目標としている。 その一環として、同社は中国の合弁工場で生産するエアコン用ドレンホースの、国内鳥取工場への生産移管を開始し……
ゴムタイムス社 取材メモ 作業用手袋開拓に強い意欲 2016年10月21日 18時 ミドリ安全は10月5日、都内本社でスリランカの手袋メーカー、アドバンスト・テクノロジー・グローブ社(ATG)と日本総代理店契約の調印式を開催した。 調印式を終え、会見に応じた安田一成ミドリ安全セフティ&ヘルス統括部取締役統括部長は、作業用手袋をグローバル展開するATG商品を販売することで、物流や……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪需要を心待ち 2016年10月21日 18時 全国ゴム商組連合会は9月14日に開いた商工懇談会で、各工業会の代表者らに加え、14年ぶりにメーカーの賛助会員(18社22名)を呼んで意見交換を行った。 懇談会では、商業組合側が事前に用意した10の質問を、賛助会員の出席者が答える形で行われた。その中の一つに、東京五輪需要に関する質問があった。すでに需要が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 減少続ける中国向け輸出 2016年10月17日 10時 日本貿易振興機構(JETRO)がまとめた今年上半期の日中貿易の双方輸入ベースの実績によると、輸出入とも減少幅は縮小しているものの、4期連続でマイナスになっていることが明らかになった。 総額は前年同期比3・9%減の1422億6140万ドル、輸出は4・5%減の663億7913万ドル、輸入は3・4%……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要好調なTPU、樹脂ベルトが牽引 2016年10月3日 9時 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の総出荷量がリーマンショック以前を上回る過去最高を記録しそうだ。TPU各社の上期の販売動向も前期実績比2ケタ近くの伸びをみせており、各社ともにフル生産に近い状況という。 TPUは優れた弾性、機械的強度、低温特性、耐摩擦性、耐候性、耐油性を持ち、押出成形、……
ゴムタイムス社 取材メモ 16年前半のゴム企業の株価推移 2016年10月3日 9時 2016年のここまでの株式市場を振り返ると、ゴム平均株価(弊紙選定のゴム関連企業32社の株価・週末終値の平均値から算出された指数)は、1月4日の大発会で1218円56銭からスタートし、9月2日に1000円25銭をつけて大引けを迎えた。およそ8ヵ月間で218円31銭下げたことになる。 また、前年は一度も……
ゴムタイムス社 語録 皆様のご支援のおかげ(山本昭二ゴム連合前中央執行委員長) 2016年9月30日 15時 「単組とゴム連合を合わせると労働組合活動に28年携わってきた。そのうち、ゴム連合に6年お世話になった。書記長4年、中央執行委員長2年勤めあげられたのも
ゴムタイムス社 語録 金型会社もイメージ戦略が必要(由良製作所内山孝子副社長) 2016年9月30日 15時 「お客様が会社の玄関を開けた時に、『この会社は明るく清潔で他と雰囲気が違うな』と思って頂ける、そういうイメージはすごく大事。金型屋もイメージ戦略をする時代が来たと思う。求人・採用に関しても第一印象はとても大切で、3K色のイメージが強い製造業でも『明るく、清潔感がある』という企業カラーを打ち出さな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新たな巨大市場への対応 2016年9月26日 10時 日本が主導してアフリカ諸国の開発問題を話し合う「第6回アフリカ開発会議」がナイロビで開催され、今後3年間で官民合わせて総額3兆円規模の投資を行う方針などを打ち出した。 アフリカは人口が現在の12億人から2050年には25億人、GDPが同年に4兆ドル規模になると予測されており、日本企業にとっても新た……
ゴムタイムス社 取材メモ 意識改革を進める難しさ 2016年9月26日 9時 東海カーボンの長坂一社長は13日に都内で行った記者会見の中で、構造改革の柱の一つである「社内意識改革」が進んでいない現状を率直に語った。 長坂社長は、「1年半前に合理化策を打ち出した後、経営環境は大きくに変わり、しかも厳しくなったものの、それでも社内の意識はなかなか変わらないことから、今後も社内……
ゴムタイムス社 取材メモ 分かりやすい説明とは 2016年9月26日 9時 ブリヂストンが8月29日に開催した「ブリザック」の新CM発表会の中で、技術プレゼンテーションを行ったブリヂストンタイヤジャパンの渡部亮一氏の説明は分かりやすく、「ブリザック=発泡ゴム」というメッセージが鮮明に伝わった。 内容は、なぜブリザックは冬道で滑らないのか、なぜ効果が長持ちするのかというも……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月期営業利益ランキング 2016年9月12日 10時 売上高は前年同期とほとんど順位の変動がなかったのとは対照的に、営業利益は大きく順位が入れ替わった。 1位には前年同期まで4位が定位置だった豊田合成が入った。自動車部品事業の米州や中国での増販効果、欧州での立ち上げ費用の減少などにより2桁増となった。 2、3位の大手合成ゴム2社の順位は変わらず、……
ゴムタイムス社 取材メモ 式年遷宮に学ぶ機械の更新計画 2016年9月12日 9時 日本製の機械には「正確で、壊れにくく、長持ちする」というイメージがある。それは長所に違いないのだが、実際には逆の面もあり得るというところに企業経営の難しさがある。 国税庁によれば、ゴム製品製造業用設備の耐用年数は9年と定められている。一般に、減価償却が終了した機械を使い続ければ利益が出る。30年……
ゴムタイムス社 取材メモ 一球にかける想い 2016年9月9日 13時 東部ゴム商組第38回野球大会は、ヤマカミ(ベルト)の3連覇で幕を閉じた。 大会4日目の準決勝と決勝を観戦した。観戦前は、打撃戦のイメージをしていたが、その予想は全く違った。投手の球のスピード、コントロールもよく、守備もしっかりしており、点が入らなくても見ごたえのある好ゲームが繰り広げられた。 さ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月期売上高ランキング 2016年9月5日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 円高の進行により、23社中15社が減収となる中で、1位から17位までの順位は前年同期と変わらなかった。 1~3位の豊田合成・NOK・住友理工はいずれも自動車用部品メーカーで、前年同期は北米自動車市……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要に関する建機工会員の見方 2016年9月5日 9時 日本建設機械工業会の今年度の需要予測に関する辻本雄一会長の記者会見では、国内外の経済指標や市場動向に関する会員の見方も紹介された。 これは、国内の投資と海外市場の需要について、今年度と来年度に「増加」あるいは「減少」するか、「横ばい」かを問うものだ。ただし、国内は年度(4~3月)を上期と下期に……
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を変更しないのは 2016年9月1日 14時 日本ゼオンの17年3月期第1四半期連結決算は、円高と原料安に伴う売買スプレッドの悪化によって減収減益となったが、通期の業績予想に変更はなかった。 決算説明を行った古谷岳夫執行役員によれば、第1四半期の売上高は699億9800で前年同期比7・8%となったが、これを4倍すると2799億9200万円で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 業績は中長期の視点で 2016年8月29日 8時 各社の四半期決算がほぼ出揃い、12月期決算企業は第2四半期、3月期決算企業は第1四半期の業績が明らかになった。 12月期決算のタイヤ4社は、国内市場では自動車生産の減少、海外市場では円高の進行や価格競争の激化などにより、4社とも減収となった。営業利益についても3社が減益となり、この結果を受けて、各……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒市場の現状 2016年8月26日 14時 中期経営計画「T-2018」の進捗状況について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかでカーボンブラック市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、国内のカーボンブラック市場はじり貧にあるとしながらも、グローバルでは成長が見込める商品の1つとした上で、同社の主力事業であるファインカーボン、黒鉛……
ゴムタイムス社 取材メモ SSBRへの期待 2016年8月26日 13時 JSRの17年3月期第1四半期連結決算は減収減益となり、説明会で清水喬雄上席執行役員は「厳しいスタートとなった」と述べた。ただ、全体的に低調な中にあって、SSBRは好調だった。 質疑応答で、燃費不正疑惑を背景とした、タイヤ・自動車メーカーからのSSBRに対する注目について問われた清水上席執行役員……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 バイオ度規格化への期待 2016年8月22日 9時 化石燃料の使用量を低減できる次世代型バイオマスポリマーの開発が進んでいる。 バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指す。「再生可能資源」と「バイオ」は同じ意味で、植物由来の再生可能資源から生成されたカーボンを……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本の技術で優良なゴムへ 2016年8月8日 9時 理化学研究所(理研)はこのほど、パラゴムノキのゲノム解読を行い、93・7%以上の遺伝子情報を包括する質の高いドラフトゲノム(全ゲノムの概要)を得ることに成功したと発表した。 理研が解読を行ったのは、東南アジアで広く用いられているRRIM600という系統のパラゴムノキで、1・55Gb(ギガ塩基対)の……
ゴムタイムス社 取材メモ 冬タイヤの進化に驚く 2016年8月1日 9時 住友ゴム工業が先日開催した乗用車用スタッドレスタイヤの新製品「WINTER MAXX(ウインターマックス)02」のプレス向け試走会で、初めてスタッドレスタイヤを経験し、その威力をまざまざと体感した。 何しろ冬タイヤを装着した車を運転するのは30年ぶりだ。当時はスパイクタイヤが全盛で、スパイクがアス……
ゴムタイムス社 取材メモ マグネ電池開発に込めた思い 2016年8月1日 7時 藤倉ゴム工業は4日、本社で開催したアナリストミーティングの中で、9月に上市する非常用マグネシウム空気電池「ワットサット」のプレゼンテーションを行った。 ワットサットは電気の単位であるワットと日本語の「さっと」を組み合わせた造語。特長は2リットルの水と付属の塩を専用のケース混ぜあわせるだけで発電……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 過熱する避妊具の薄さ競争 2016年8月1日 6時 薄さを訴求して消費者の購買意欲を刺激する。テレビやスマホの薄さ競争がコンドームの世界でも起きている。 少子高齢化やセックスレス、若年男性の草食化などの影響で、国内のコンドーム市場は縮小傾向にあるが、高品質・高価格の薄型コンドームの需要は堅調だ。 薄型コンドームの特長である使用感の良さが日本の消……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トルコの一刻も早い安定を 2016年7月25日 10時 トルコで発生したクーデターは未遂に終わった。しかし、関係者とされる人物への取り締まりが拡大するなど、同国情勢は当面、不安定化しそうである。ゴム関連を含め、数多くの日系企業が進出しているだけに、同国の政情不安は気がかりだ。 現在、トルコには100社以上の日系企業が進出していると言われている。ゴム……
ゴムタイムス社 取材メモ 東京ゴム相場「逆ざや」の背景 2016年7月25日 9時 6月に入ってから、東京ゴム相場の終値が興味深い値動きで推移した。 月初から当限(当月が決済月)と先限(5ヵ月先が決済月)にほとんど「さや」がない状態で始まり、9日以降は先限が当限より安い「逆ざや」を形成した。通常は、決済まで時間のある先限は高値をつけ、決済が近づくほど値の下がる「順ざや」状態に……
ゴムタイムス社 取材メモ 業容拡大で社名は? 2016年7月25日 9時 国内のゴム製品の市場拡大が見込めない中で、各企業はゴムにとらわれずに事業領域を拡大するようになっている。そうなると、やっかいなのが社名である。 JSRは先日、ライフサイエンス事業の説明会を開催した。同社は高分子化学に関する技術をベースに、石化系事業からファイン事業、ライフサイエンス事業へと業容……
ゴムタイムス社 取材メモ 目立つ自治体単位の出展 2016年7月11日 9時 先日開催された機械要素技術展で、何よりも目に付いたのは、県や市、区、町など自治体単位のブースが多かったことだ。これに中国やタイ、中国遼寧省など、外国の国や自治体単位のブースを加えると、その数は70近くになった。 各自治体のブースでは、中小企業がそれぞれコーナーを設けて、自社の製品や技術をPRして……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車「挽回生産」に注目 2016年7月11日 9時 日本自動車工業会(JAMA)が発表した四輪車生産統計によると、4月の四輪車生産は64万3901台で前年同月比9・7%減となり、前月の増加から減少に転じた。 この生産減の主な要因は、九州地区にあるトヨタの子会社、アイシン九州(熊本市)が熊本地震で被災したことによって部品供給が滞り、最大手のトヨタが……
ゴムタイムス社 取材メモ 迫力あふれる360度動画 2016年7月8日 11時 東洋ゴム工業が7月5日、いま話題の360度動画をユーチューブで公開した。タイトルは「Masato Kawabata 360° Drift」 360度動画を再生すると、左上にカーソルが表示される。見たい方向にクリックするとカメラの角度が変わり、上下左右360度にわたって迫力ある映像を楽しむことがで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 増えるIFRS適用企業 2016年7月4日 7時 日本自動車部品工業会はこのほど、15年度の会員企業の動向を発表した。前年度は国際財務報告基準(IFRS)適用企業が1社だったため、条件に合う企業すべての集計値だったが、今年度はIFRS適用企業が8社に増えたことから、日本基準適用企業とIFRS適用企業に分けての集計となった。今後は、こうした形で集計……