取材メモ 式年遷宮に学ぶ機械の更新計画

2016年09月12日

ゴムタイムス社

 日本製の機械には「正確で、壊れにくく、長持ちする」というイメージがある。それは長所に違いないのだが、実際には逆の面もあり得るというところに企業経営の難しさがある。

 国税庁によれば、ゴム製品製造業用設備の耐用年数は9年と定められている。一般に、減価償却が終了した機械を使い続ければ利益が出る。30年前に購入した機械をメンテナンスしながら大切に使うことは、中小規模の企業ではよくある光景であり、美点とも言える。

 しかし、30年も経てば交換部品の確保も難しくなるし、最新機に比べれば生産性・省エネ性などはかなり分が悪い。また、その30年間にメーカーが淘汰され、同じ種類の機械を製造できる企業が国内になくなるというリスクもある。

 さらに、国内の各企業には「人手不足」という共通の課題がある。機械

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