住友化学 被災地市民農園で収穫祭共催

2013年10月15日

ゴムタイムス社

 住友化学は10日、東日本大震災の被災地支援の一環として、19日に岩手県釜石市の市民農園「箱崎ファーム」での収穫イベントを、釜石市社会福祉協議会(以下、釜石市社協)などと共催し、社員ボランティアの派遣やイベントに必要な資材の提供を行うと発表した。
 「箱崎ファーム」は、釜石市社協が整備する市民農園の一つで、仮設住宅で長期間の生活を余儀なくされている人々の余暇の充実や、地域コミュニティーの再活性化を目的として、地域住民に無料開放されている。同社は6月、同農園の開園イベントを支援し、9月には同農園から届けられた野菜を社員食堂の食材として使用するなど、地域住民との結びつきを強めてきた。同イベントにも社員ボランティア11名を運営スタッフとして派遣するほか、肥料や秋植え野菜の苗などを提供する。
 同社は、震災発生から2年半が経過し被災地のニーズが多様化する中、今後も同農園の支援を含め被災地の一日も早い復興に向けた支援活動を継続していくとしている。
〈市民農園「箱崎ファーム」収穫イベント〉
▽名称=「御箱崎大収穫祭」
▽概要=開園イベントで苗を植えた野菜を収穫し、秋植え野菜の苗植えイベントを開催。地域住民を対象に、収穫した野菜などでバーベキューを実施する予定。
▽日程・場所=19日、「箱崎ファーム」(釜石市箱崎町)
▽主催=釜石市社会福祉協議会
▽共催=釜石市、住友化学、さくらプロジェクト3.11、hands

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