12の専門展示会相次いで開催 ゴム関連企業が出展

2013年02月04日

ゴムタイムス社

 世界最大のナノテクノロジー展として12回目を迎える「nano tech2013」をはじめ、「Smart Energy JAPAN2013」、「新機能性材料展2013」、「Convertec JAPAN2013」などの12展示会が1月30日から2月1日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。
 同展示会には過去最多の1289社が出展し、「ものづくり」、「エネルギー」、「環境」分野などの最新情報、技術、製品のすべてが一堂に集まった。昨年からは新たに「SURTEC表面技術要素展」が加わり、さらにシナジー効果が高まっている。会期中は全国各地から多くの研究者やバイヤーが来場し、会場は3日間を通じて賑わいを見せた。
 主な出展社は次の通り。

 日本ゼオン
 同社が独自技術で開発した画期的なプラスチック「ゼオネックス」や「ゼオノア」が分かりやすく紹介したほか、様々な特性を持った新しいプラスチックを展示した。低吸水性に優れ、耐リフロー性を有する耐熱プラスチック「ZR―02」、透明軟質プラスチック「3300TT」、バリア性と低吸水性に優れハロゲンを含まないバリア性プラスチックなど。

 住友ゴム
 グループが100年の歴史の中で築き上げた技術や経験を生かした環境への取組みを前面に打ち出した。
 商品では、新材料開発技術「4D NANO DESIGN」を採用し、転がり抵抗性能最高グレードAAAを獲得した「エナセーブプレミアム」ほか、2013年度中の発売を目指している100%石油外の天然資源タイヤのプロトタイプ、空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定距離を走行できるランフラットタイヤなどを展示した。
 さらにブース内では低燃費タイヤの低燃費性能を体感できる「転がり抵抗実験装置」を設置。普通のボールと低燃費タイヤから作成されたボールを二つ用いて、転がり抵抗を比較。転がり抵抗性能を分かりやすく紹介していた。

 加貫ローラ製作所
 耐熱・高強度「タイタン」シリーズ、白・黒色NBR系帯電防止ゴムローラ「白・黒EC200NS」シリーズなど豊富な新製品を展示した。

 金陽社
 加工品質を向上させたい、静電気による異物混入を防ぎたい、ロール寿命を延ばしたいなど顧客の様々な要望に応える新しいロール「クローン」シリーズ。電気特性と復元性に優れた画期的なゴムロールで、加工品質の厳しいラインなどで高い効果を発揮する。

 宮川ローラー
 トップレベルの導電性を持つ粘着ローラー「SWEED MIMOSA」。カーボレスMIMOSAの高性能化を図り、高い導電性と耐久性を両立し、クリーニング過程における静電気発生を格段に抑え、生産性向上に大きく貢献している。

 明和ゴム
 環境負荷を抑えたエコ配合「ZN」シリーズ、シワやシフトを抑制した「コンポジ ヘリカルロール」などを展示。

 宇部興産
 新炭素材料「AMC」(多層カーボンナノチューブ)は優れた分散性と粉体特性を有し、各種マトリクスと複合化することにより、導電性・耐摩耗性の機能を付与することが可能に。特に導電性は従来の素材にない低添加領域で驚異的な導電性を発現することができる。

 東ソー
 ジルコニア粉末「TZ」シリーズは3mol%のイットリアを均一に分散固溶させた粉末。1300℃台での低温焼結が行え、これまでにない優れた焼結特性とエージング特性を持つ。

 ニッタ
 「機能材で拡がるOnlyOne技術の可能性」をテーマに、同社が誇る最新技術や素材を紹介した。CNT分散技術(ナノレベルで分散されたMW―CNTを様々な媒体に容易に分散/複合化)、CNT複合樹脂繊維(CNTをナノ分散化することにより樹脂繊維の導電性と物性を両立)などが注目を集めた。