豊田合成 退職金年金制度の改定を実施

2014年04月03日

ゴムタイムス社

 豊田合成は4月2日、同社およびグループ会社4社が、4月1日に約7700名の現役社員を対象に確定拠出年金制度を導入する退職金年金制度の改定を実施したと発表した。
 改訂を実施したグループ会社はTGウェルフェア、TGメンテナンス、TGロジスティクス、TGテクノの4社。
 確定拠出年金制度の導入は、社員の自助努力による定年後の資産形成を啓発することと、年金財政を安定させ将来にわたって持続可能な退職金年金制度とすることをねらいに実施するもの。
 尚、既に退職した社員は、同制度改定による影響はない。
 改訂の概要は、現行制度の確定給付年金と退職一時金から、制度導入以前の積み立て分を含めた30%の年金資産を確定拠出年金へ移行するもの。
 同社は全社員を対象に「制度導入説明会」と「資産運用説明会」を職場毎に計約450回実施し、円滑な制度導入を実現した。
 工場で働く社員に対しては個別に「加入手続き会」を社員食堂で約100回実施し、丁寧なサポートを実施。
 社員が会社掛金に加えて上乗せできる「加入者掛金制度」を導入し、さらに掛金の一部をカフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)のポイントから充当できるようにすることで、7割以上の社員が老後の資産形成に向け、同制度を活用している。

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