豊田合成 インドネシアで事業基盤を強化

2013年09月18日

ゴムタイムス社

 豊田合成は17日、今後の成長が期待されるインドネシアにおけるオートモーティブシーリング製品の事業基盤強化をねらいに、営業・技術会社「P.T.INOAC TG Indonesia(以下、ITG)」を子会社化すると発表した。
 ITGは、イノアックコーポレーション(以下、イノアック)と同社の2社出資により2004年に設立し、ドアウェザストリップ等のオートモーティブシーリング製品を、現地のカーメーカーに販売している。
 今後、10月末までに子会社化し、社名を「P.T.TG INOAC INDONESIA(略称=TGII)」に変更すると共に、顧客の期待に迅速に対応することで、2016年の売上高を現在の約1・5倍となる約3000億インドネシアルピア(約30億円)を目指す考え。
 同社は今後も成長する新興国市場における事業基盤を強化し、顧客に選ばれるグローバルサプライヤーを目指していくとしている。

〈出資比率変更の内容〉
※変更後〔2013年11月~(予定)〕
▽社名
 現状=P.T.INOAC TG Indonesia(略称=ITG)
 変更後=P.T.TG INOAC INDONESIA(略称=TGII)
▽出資比率
 現状 同社=49%、イノアック=51%
 変更後 同社=51%、イノアック=49%
▽体制
 現状 4名(同社出向者:0名)
 変更後 5名(同社出向者:1名【社長】)

(参考)〈TGFSUS会社概要〉
▽会社名=P.T. INOAC TG Indonesia(略称=ITG)
▽設立年月=2004年2月
▽所在地=インドネシア ジャカルタ市
▽資本金=20万米ドル
▽事業内容=オートモーティブシーリング製品の販売
▽従業員数=4名 (2013年3月末現在)
▽売上高(2012年)約1900億インドネシアルピア(約19億円)

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