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不二ラテックスの4~6月期 医療機器事業は増収増益 避妊具の販売強化寄与

2018年08月07日

ゴムタイムス社


 不二ラテックスの2019年3月期第1四半期連結決算は、売上高が20億5300万円で前年同期比2・5%増、営業利益は1億6500万円で同2・4%減、経常利益は1億5900万円で同横ばい、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億1600万円で同3・6%増となった。

 セグメント別では、医療機器事業は主力のコンドームが国内市場で大型小売店・ドラッグストア・コンビニを中心とした販路開拓に加え、ウエブ広告や販促企画を展開し継続的にネット販売の強化を推進した。

 また、日本製で高品質をアピールした提案を継続し、海外オファーの確実な取込みと新規開拓を推進するのと同時に、安定的な受注確保に向けた生産体制再構築に継続的に取り組んだ。また、新素材コンドームSKYNが堅調に推移。さらに、安定した受注を背景に海外市場への売上も拡大した。

 超音波診断装置等のプローブカバー(感染予防製品)、内視鏡用医療バルーンを中心としたメディカル製品は、アレルギーフリー新素材製品も含め引き続き堅調に推移した。

 この結果、同事業の売上高は6億5700万円で同16・5%増。セグメント利益は1000万円(前年同四半期は1100万円の損失)となった。

 精密機器事業は、主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは、国内向けが概ね堅調な受注となった。住宅設備関連に加え、家電、複合機関連、自動車関連の分野で安定的な受注を確保できたが、一般産業用生産設備向けは頭打ち傾向となった。

 一方、海外では一部ユーザーの在庫調整や生産調整が続いたが、受注は若干回復した。また、労務費が増加するなど原価圧迫要因もあったものの、増設した生産設備は安定的に稼働しコストダウンに寄与した。

 以上により、同事業の売上高は、12億3900万円で同2・6%減。セグメント利益は2億6400万円で同2・1%減となった。

 SP事業は、主力のゴム風船が主体となる販促用品市場は景気が回復し、広告販促活動やイベント等も復調の傾向が続いた。受注の狭間で減収となったが、黒字基調を維持。

 その結果、同事業の売上高は1億2400万円で同4・7%減、セグメント利益は600万円で同5・8%減となった。

 その他は、売上高は3100万円で同11・1%減となったものの、セグメント利益は800万円で同53・6%増となった。

 通期の連結業績予想は、前回発表から修正はなく、売上高は81億円で前期比2・2%増、営業利益は7億3000万円で同12・7%増、経常利益は6億6000万円で同17・0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は4億6000万円で400・9%増を見込んでいる。

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