住友ゴムがT・B用冬タイヤ発売 

2013年08月01日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月31日、ダンロップ独自のトラック・バス用タイヤ技術「DECTES(デクテス):DUNLOP Energy Control Technologies」を採用し、耐摩耗性能を25%向上させるとともに高い氷雪上性能を兼ね備えたトラック・バス用スタッドレスタイヤ「SP081」を9月から順次発売することを発表した。発売サイズは7サイズで、価格はオープン価格。また、更生タイヤの「SP081R」も2014年から発売する。
 降雪量が少なくドライ路面での走行が多い地域では、スタッドレスタイヤの耐摩耗性能を重視する一方、凍結、圧雪、シャーベット路面など様々な冬の路面を走行するケースもあるため、耐摩耗性能と氷雪上性能の両立が求められている。
 このようなニーズに対応するため、新製品は耐摩耗性能と氷雪上性能について向上させ、耐摩耗性能と氷雪上性能の両立を図った。トレッド幅を拡大しランド比を増加させたことで、トレッドボリュームを増大させ、さらにブロックを大型化することで剛性を高め、接地時のブロックの動きを抑制した。これらの相乗効果により耐摩耗性能が25%向上。また、接地面積増加によるエッジの引っかき効果アップ、ブロック倒れこみを防止した不等分割ブロックの採用により、氷上性能も向上している。
 同社では従来より販売している氷雪上性能を重視した「SP001」に、新製品を加えることで、さらに多くの顧客により安全で安心な冬道走行を提供していく。

 

 

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