NOK 第3四半期連結決算 電子機器部品の収益悪化

2013年02月05日

ゴムタイムス社

 NOKの2013年3月期第3四半期連結決算は売上高が前年同期比6・8%増の3978億円、営業利益は同19・6%減の187億2000万円となった。経常利益は同8・2%減の233億8500万円、四半期純利益は同4・2%増の133億円。
 セグメント別は次の通り。
〈シール事業〉
 自動車向けについては、日中関係の悪化やエコカー補助金の終了により当期の販売は減少したが、上期までの販売が好調であったため累計販売は微増となった。一般産業向けについては、中国市場を中心とした建設機械の大幅な需要落ち込みが継続しており、販売が減少した。
 この結果、売上高は同0・5%増の1945億4100万円、人件費および管理費等の増加により営業利益は同15・4%減の165億3800万円となった。
〈電子機器部品事業〉
 スマートフォン向けの需要が好調であったことやデジタル一眼レフカメラ向けが堅調であったことから販売は増加した。
 この結果、売上高は1734億6500万円、同18・5%増となった。また、新規量産品立ち上げ時の歩留まり改善遅れおよび管理費等の増加により、営業利益は13億6900万円、同58・2%減となった。
〈ロール事業〉
 中国等海外市場での販売減少および高耐久化による補修部品需要の落ち込みにより、販売は減少した。
 この結果、売上高は207億8700万円、同8・1%減となった。管理費等の削減により営業利益は2億8400万円となった。
〈その他事業〉
 特殊潤滑剤等のその他事業においては、売上高は90億500万円、同9・0%減となった。減収により営業利益は5億1000万円、同25・5%減となった。

 なお、連結業績予想はデジタルカメラ等の需要減少により販売現象となる見通しのため、売上高は5400億円、前期比9・0%増に、営業利益、経常利益はスマートフォン向け製品の新規量産品の歩留まり改善の遅れ、および受注の急減により、営業利益は230億円、同23・4%減、経常利益は286円、同17・6%減に前回予想より下方修正した。当期純利益は172億円、同7・4%増の見込み。

 

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