相模ゴム 円高による販売不振で 営業利益95・7%減

2011年11月28日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の3月期第2四半期連結決算は、売上高19億6600万円、前年同期比16 ・7%減、営業利益1100万円、同95・7%減、経常利益6600万円、同60・2%減の減収減益となった。四半期純利益は100万円で同97・2%減となった。
〈ヘルスケア事業〉
薄膜化したポリウレタン製コンドームは堅調に推移したものの、一般コンドームにおいては夏季の電力供給の制約による生産調整や過度な円高に伴う販売の停滞により、売上高は11億600万円、同25・2%減、営業利益は1億3600万円、同64・1%減となった。
 〈プラスチック製品事業〉
景気の停滞による流通在庫の増加と従前からの原料価格の高止まりにより、売上高は6億7000万円、同2・3%増、営業利益は1700万円、同43%減となった。
 〈その他事業〉
 入浴・介護サービス等の売上高は1億3600万円、同12・5%減、営業損失は600万円となった。
 3月期の業績予想は、売上高39億2000万円、前年同期比9・8%減、営業利益は6000万円、同74・7%減、経常利益7000万円、同74・7%減、当期純利益は3000万円で80%減を見込んでいる。

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