ゴムタイムス社 取材メモ ほぼ100%の 米国リトレッド率 2015年10月26日 9時 横浜ゴム、ミシシッピ工場の開所式を取材した際に、現地のリトレッド工場を見学する機会を得た。 日本ではリトレッドの台タイヤを確保するのが難しく、質の良い台タイヤを如何に確保するかが工場稼働率向上の課題となっている。 アメリカでも同様の問題があると思い、質問したところ「全く困っていない」との回答を……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム連合誕生秘話「机を叩いたことも」 2015年10月24日 6時 先日開催されたゴム連合10周年記念式典で、あいさつに立った山本昭二委員長がゴム連合誕生の経緯について語った。 それによると、1991年7月に、全日本ゴム労連がブリヂストン労働組合に対して、双方の組織を連携し、連合(日本労働組合総連合会)への加盟を具現化したいと、申し入れが行われた。 その後、両組……
ゴムタイムス社 取材メモ 改めて展示会の意義とは 2015年10月19日 9時 9月30日~10月2日に東京ビッグサイトで開催された、材料と技術の複合展「エヌプラス2015」(主催・プラスチック工業技術会)を取材して、展示会がいかに新製品開発や新規顧客の獲得などにつながるかを改めて知らされた。 例えば、霜田ゴム工業はNBRを基に、配合によってシール性と滑り性を持たせた「滑るゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム各社が事業基盤再構築 2015年10月19日 9時 世界最大の合成ゴムメーカー、ランクセスと世界最大の石油およびエネルギー供給事業者であるサウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコ社が共に、多岐に渡る戦略的パートナーシップを構築することになった。 ランクセスは、新しく設立する合弁会社に9ヵ国20ヵ所の製造施設と約3700名の従業員を擁する、タイ……
ゴムタイムス社 取材メモ 九州は世界有数の自動車生産地 2015年10月16日 19時 九州ゴム工業会の創立50周年祝賀会における講演で、三井物産㈱機械・輸送本部九州統括の杉山信幸氏が、九州地区における産業の特長を解説した。 それによると、14年の乗用車生産台数が150万台を超える国は、世界に11ヵ国あり、日本は第2位の827万台で、九州地区の自動車生産は約130万台。つまり、九州は世……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内再編はメリットなし 2015年10月13日 9時 「国内再編のメリットは少ない」と語るのは東海カーボンの長坂一社長。 記者懇談会の席上、「構造不況を脱却するために、国内メーカーとの再編はありえるのか」との質問に「電極もカーボンブラックも今のままでは立ち行かない」とし、「カーボンブラックの国内需要は年々縮小している。為替が円高に戻った場合、国内……
ゴムタイムス社 取材メモ 原油安がバイオマス由来ゴム置換の足かせに 2015年10月13日 8時 横浜ゴムはバイオマスを原料とした合成ゴムの新技術を相次いで発表している。 先日開催されたタイヤ技術勉強会の中で、研究本部の日座操技師長は、「植物由来原料の実用化は、原油価格が安いため、石油由来原料との競合では実現性が低い」との見解を示した。 喫緊の原料価格について「今まで高騰していたが、ここ最近……
ゴムタイムス社 取材メモ 究極のスタッドレスはいつ実現? 2015年10月13日 7時 スタッドレスタイヤ商戦が始まった。近年は非降雪地域で大雪が降ることも珍しくないため、タイヤメーカー各社は降雪地域はもちろん、非降雪地域での販売強化にも努めている。 スタッドレスタイヤが発売されたのは三十数年前のこと。それ以前は金属製のピンを埋め込んだスパイクタイヤが使われていたが、舗装路を傷つ……
ゴムタイムス社 語録 技術と技能の違い 2015年10月5日 5時 「技術とは理論を実際に応用する技であり、知っていることを実際にやってみて、実務に役立てるようになって初めて技能になる。ゴム加工はコツや勘に頼る経験的技能に負うところが大きい。だから、実際に経験してみなければならない」(墨東ゴム工業会の三木会で開催された東京ゴム製作所OB大坪氏の講演で)
ゴムタイムス社 取材メモ 全てのタイヤに合う合成ゴムは? 2015年9月28日 6時 ある合成ゴムメーカーの担当者によると、現時点では、世界の全てのタイヤメーカーの要求に当てはまるような製品はあり得ないのだという。 例えば、日本をはじめとする設計能力の高い先進国のタイヤメーカーは、グリップ力と転がり抵抗の低減
ゴムタイムス社 取材メモ 上海ショック後も株価を上げた企業 2015年9月28日 5時 8月下旬、上海株式市場の暴落に端を発した世界同時株安により、東京株式市場も大きな影響を被った。8月24~28日の5日間、ゴム関連企業32社のうち、半数を超える17社が年初来安値を更新した。そんな状況の中、ゴム企業の中にはストップ高を記録するほど急騰した銘柄があった。 朝日ラバーは昨年10月より、独自の分……
ゴムタイムス社 取材メモ 「NITTO」ブランドの高い存在感 2015年9月28日 5時 東洋ゴム工業の15年12月期中間決算は、最終的に免震ゴム問題への対応により当期純損失を計上した。ただ、売上の約8割を占めるタイヤ事業は好調で、営業利益および経常利益は、第2四半期としては過去最高を達成。特に北米での売上は、前年同期実績比で2割以上伸長している。 同社の北米市場における高いプレゼンス……
ゴムタイムス社 語録 九州のゴム産業の発展に向けて 2015年9月28日 4時 九州ゴム工業会と日本ゴム協会九州支部の目的は、九州ゴム工業がゴムのビジネス、日本ゴム協会九州支部がゴムのサイエンスとテクノロジーと微妙に異なるが、究極的な目標としては九州のゴム産業を発展させようということで一致しているので今後も協力していきたい(創立50周年記念祝賀会の西村氏の来賓のあいさつで)
ゴムタイムス社 取材メモ 日米欧は成長市場にあらず 2015年9月14日 7時 日本建設機械工業会の藤岡純会長(コベルコ建機社長)は、建設機械需要予測を発表した記者会見の質疑応答で、記者からの北米市場をどう見ているかとの問いに対し、個人的意見と断った上で「基本的に日米欧の先進国は、成長しているというイメージは持っていない」と答えた。 これらは
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車で拡大する高機能樹脂の採用 2015年9月14日 6時 クラレは、ポリアミド系スーパーエンジニアリング・プラスチック「ジェネスタ」の自動車分野への展開を進めている。 自動車用途としてのジェネスタの特長は、耐熱性・耐衝撃性・耐摩耗性・
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代の事業育成のために 2015年9月14日 6時 一般産業用伝動ベルトの好調さが寄与し第1四半期が増収増益となったバンドー化学。同社は中長計の第1フェーズの達成、または第2フェーズの準備に向けて、次世代の柱となりうる新事業を育成している。 その育成のため、研究領域はオプトエレクトニクス、医療、保健などの領域に注目。同社は昨年から神戸大学と医療……
ゴムタイムス社 語録 大学では学べないゴム技術 2015年9月14日 5時 「関西ゴム技術研修所は、高分子の基礎からゴム材料、配合技術、練り技術、ゴム試験など幅広いカリキュラムで系統的にゴム技術全般の知識を吸収できる場所になっています。現在の大学や大学院にはこのようなカリキュラムはないと思うので、しっかりとここで学んでほしい」(関西ゴム技術研修所入学式で大阪ゴム工業会加貫……
ゴムタイムス社 取材メモ 円安メリットを捉えきれない 2015年9月7日 6時 円安は輸出を押し上げるメリットがある反面、原材料など輸入品の価格が上昇するデメリットがあるというのが一般的な見方だ。しかし、日本の製造業は、円安のメリットをうまく捉えきれていないように見える。 日本ゴムホース工業会が、財務省貿易統計をもとにまとめた15年1~6月のゴムホース輸出通関実績によると、……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム生産が回復基調 2015年9月7日 6時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた2015年6月の合成ゴム品種別生産実績によると、6月単月の生産量は13万6526tで前年同月比3・2%増となり、2ヵ月連続の増加となった。この結果、1~6月計の上期実績は、全体で81万9403t、前年同期比0・7%増となった。合成ゴム生産は5月から上昇に転じており、6……
ゴムタイムス社 取材メモ ランクセス ゴム事業で新会社 2015年9月7日 6時 ランクセスでは昨年より3段階の事業再構築プログラムを推進している。 第1段階の「事業部および管理部門の組織再構築による競争力強化」では、今年1月にゴム薬品ビジネスユニットの特殊化学品ラインと機能性化学品ビジネスユニット、ならびにラインケミービジネスユニットを統合し、グローバルで新たに「ラインケミ……
ゴムタイムス社 語録 仲間との絆を築いてほしい 2015年9月7日 5時 この研修所で研修生同士のコミュニケーションを大事にしてほしい。普段はなかなか同業他社と触れあう機会はない。ぜひとも、この研修で仲間を作り、その仲間との絆を大切にしてほしい。卒業してから仕事の上でのきっと役に立つだろう(関西ゴム技術研修所入学式の山口所長のあいさつで)
ゴムタイムス社 取材メモ 中国・米国で好調だったのは…。 2015年8月31日 9時 中間決算で過去最高益を達成した横浜ゴムの決算説明会の質疑応答では、その要因に関連した質問がいくつか野地彦旬社長に寄せられた。 まず、中国で新車販売が落ちているにもかかわらず、タイヤの売上が増え、下期も伸びが見込めるとの見方を示しているのはなぜかという問いに対し、野地社長は
ゴムタイムス社 取材メモ 黒鉛電極の厳しい現状 2015年8月31日 8時 炭素・セラミック事業部門の合理化について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかで黒鉛電極市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、黒鉛電極の世界の生産能力は、中国を除いて年間約85万t。しかし、世界の需要は
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴムが宙に浮くサインボールを展示 2015年8月31日 7時 8月22日に開幕したセリエA。 本田圭佑選手が所属するACミランは惜しくも開幕戦で敗れてしまったが、同チームのプレミアムスポンサーをつとめる東洋ゴム工業が、このたびイリュージョン・ディスプレイ「Flyvision™」を用いて、サインボールを公開した。 ボールには本田選手をはじめ、デ・ヨング選手など……
ゴムタイムス社 語録 意識変革を強調 2015年8月29日 9時 「90年という歴史の中で積み重なってきた既成概念を一旦取り払って、今までと違うことをみんなで考えてもいい、枠に縛られずにいろんな人に意見を出してほしいと、
ゴムタイムス社 決算談話 多角化事業は増収減益に 2015年8月24日 10時 ブリヂストンの15年12月期中間決算で、タイヤ事業は増収増益となったが、多角化事業については増収ながら微減益となった。その要因について、江藤彰洋専務執行役員は「多角化事業には内外の化工品事業に加え、米州事業での屋根材、空気ばね事業がある。上期の化工品事業においては、国内で車両用のパットが自動車生産台……
ゴムタイムス社 決算談話 米国の売上比率が上昇 2015年8月24日 10時 クラレの15年度中間決算は、各事業とも堅調で過去最高の売上・利益となった。伊藤正明社長は上期の事業説明の中で地域別売上高の推移に触れ、「GLS事業の統合により、これまで手薄だった米国での売上が、13年度上期対比で10%から
ゴムタイムス社 決算談話 目指すべき企業風土を考える 2015年8月24日 10時 東洋ゴム工業の決算説明会では、免震ゴム問題の進捗状況も報告された。その中で、継続対策に挙げられた項目のうち「企業風土の改革」について、質問者から、風土改革委員会の立ち上げが遅れているのではないかという指摘があった。 それに対し、山本卓司社長は「決して遅れているわけではない」と前置きした上で、「……
ゴムタイムス社 決算談話 バッファロー工場のレベルアップへ 2015年8月24日 10時 住友ゴム工業の池田育嗣社長は、グッドイヤーとの提携解消により「自由度が上がった」(池田社長)中で、北米での販売拡大を注力する分野として挙げている。 そこで課題となっているのが、バッファロー工場のレベルアップだ。 同工場は
ゴムタイムス社 決算談話 世界での知名度向上へ 2015年8月24日 10時 横浜ゴムは現在取り組んでいる中計「GD100」フェーズⅣの中で、大需要・得意市場でのプレゼンス向上をタイヤ事業の柱の1つとして位置付けている。 「その強力な武器」と野地彦旬社長が語るのが、
ゴムタイムス社 決算談話 合成ゴムは減収ながら増益 2015年8月10日 8時 日本ゼオンの決算説明会に、今期から説明役として古谷岳夫取締役執行役員が登壇した。 同社の15年度第1四半期の合成ゴムは、減収増益だった。その内訳について、古谷取締役は「汎用ゴム輸出が同24%増加したことが寄与して、販売数量は前年同期比で2%増加したが、比較的単価の低い汎用ゴムが増加したことと、原料……
ゴムタイムス社 取材メモ ロシアタンポポへの期待 2015年8月10日 7時 住友ゴム工業は新たな天然ゴム資源としての利用が見込めるロシアタンポポの共同研究を、米国のベンチャー企業と開始した。 決算説明会の質疑応答で、なぜロシアタンポポなのかを問われた池田育嗣社長は、タイに自社の広大なパラゴムノキ農園があるが、そこで採れるゴムの量は
ゴムタイムス社 決算談話 減収減益は予想通り 2015年8月7日 10時 JSRの決算説明会で、平野勇人上席執行役員は第1四半期が減収減益になったことについて「一見、ネガティブに見えるが、言い方を変えると、元々上期のガイダンスは1年前に比べて減益を予想していたため、第1四半期は予想通りの着地となった」との見方を示した。 同社は通期の見通しでは増収増益を予想しているが……
ゴムタイムス社 取材メモ 女性活躍推進状況アンケート 2015年8月3日 10時 ゴム連合は先ごろ、第51回ゴム産業労使懇談会において「自社の女性活躍推進状況アンケート」まとめを報告し、回答のあった48社(実施期間:14年6月4日~23日)の詳しい内容が明らかになった。 それによると、従業員総数4万9831人のうち、女性は4780人、全体の9・6%だった。そのうち、管理職(役員を除……
ゴムタイムス社 取材メモ 点滴用バッグで需要拡大のSEBS 2015年8月3日 10時 水添スチレン系熱可塑性エラストマー「SEBS」の需要が拡大している。中国で、点滴用輸液バッグへのポリプロピレンフィルムの採用が広がっており、その耐衝撃性の改質剤としてSEBSが使われているためだ、 中国では、これまで点滴はガラス瓶に養剤を入れて使用していたが、破損したり、衛生面や取扱いの面で問……
ゴムタイムス社 取材メモ ファルケンの支援受け世界に挑戦 2015年7月27日 10時 住友ゴム工業の新生「ファルケン」の販売店向け発表会に、同社がサポートするエアレース・パイロットの室屋義秀選手が登場し、大きな拍手を浴びた。 室屋選手は、空のF1と呼ばれる「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に、アジア人でただ一人のパイロットとして参戦している。 鈴木敬三ファル……
ゴムタイムス社 取材メモ EPDMの多様な用途 2015年7月27日 10時 独ランクセスは7月14日、都内でEPDM事業に関する記者説明会を開催し、市場の現状や同社の取り組みなどを紹介した。 EPDMは耐水性や耐薬品性、耐候性、耐寒性などに優れているのが特徴で、自動車部品を中心に幅広い分野で使われている。 同社によると、グローバルの分野別需要は自動車が
ゴムタイムス社 取材メモ 新たな事業の柱に 2015年7月13日 10時 藤倉ゴム工業の中光好社長は、7月3日に行ったアナリストミーティングの中で、新製品である「災害用テント」と「熱膨張断熱ゴム」の拡販、新開発品の「マグネシウム燃料電池」「CFRP製ドライブシャフト」「感圧センサ」の一刻も早い上市を今期の目標として掲げた。 災害用テントは集中豪雨や洪水などの災害発生……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機生産減への対策は 2015年7月13日 9時 建設機械業界が不振に陥っている。日本建設機械工業会の統計によると、15年に入り、前年は好調だった輸出がマイナスに転じ、建設機械の出荷金額は3月から3ヵ月連続で前年同月比で減少している。豪州や中国など、資源国における鉱山機械の新車需要が低迷していることが大きく響いているようだ。内需は持ち直してきては……
ゴムタイムス社 語録 来年は賃金改正のジャンプ 2015年7月13日 6時 「ゴム連合では2年連続で賃金改善を要求した。上部団体の連合ではこれをホップ、ステップと捉えており、来年はジャンプだと話している。ゴム連合でも持続的な賃金改善を求めていきたい」(ゴム産業労使懇談会での山本昭二中央執行委員長のあいさつ)
ゴムタイムス社 語録 新社長はGPSを持っている 2015年7月13日 6時 「Gはグローバリティ。Pはパーソナリティ、誰からも好かれ、尊敬される人。Sはスペシャリティのこと。当社の事業の6割以上が防振ゴム。彼(松井徹新社長)は技術屋で防振ゴムの世界的権威でもある。海外での経験が長く、英語も問題ない。アメリカでのマネージメントン能力も高い」(住友理工の新会長、新社長就任記者……
ゴムタイムス社 語録 柔らか頭で市場に働きかけ 2015年7月6日 10時 「履物だけでなく、今はアパレルを含めてどこでもオーバーストアで、同じように苦しんでいる。実際の売り場は靴だけを売っているわけじゃない。我々もまだ頭が固いので、もっと頭を柔らかくしていろんなアイディアを持って、マーケットに働きかけていきたい」(全日本履物団体協議会総会後の懇親会で岩崎幸次郎副会長)
ゴムタイムス社 取材メモ フェアでクリーンな熱戦を 2015年7月6日 10時 東部ゴム商組の野球大会の組み合わせを決める主将会議が6月24日に開催された。 その会合の冒頭、あいさつを行った大会委員長の山上茂久・同商組理事長は、大会の目的は「親睦と健康増進を図ること」だと述べた。 しかし、その後行われた大会概要の詳細な説明と、毎年アンパイアを務めている千葉審判協会の審判員の……
ゴムタイムス社 語録 安全にはコストがかかる 2015年6月29日 10時 「安全にはコストがかかる。だが、そこは社員の安全のため、また、信用のために決して手を抜かない。全社的に見ても、治療が必要な事故は手と指、腕に集中している。そこをどうやって守るかというキャンペーンを張って、具体的に落とし込んでいく。例えば、階段の手すりを何人かが掴まなかったら、『なぜか』というところ……
ゴムタイムス社 語録 他社拡販で日産の比率低減 2015年6月29日 10時 「現在、当社の売上に占める日産関連の割合は57%程度で、今後も日産関連の売上は増えるが、他社拡販が勝ることから、近い将来には日産関連の売上比率は50%強になるだろう」(鬼怒川ゴム工業の決算説明会で関山定男社長)
ゴムタイムス社 取材メモ 2兆円企業を支えるこだわり 2015年6月22日 10時 少し前になるが、旭化成が開催した経営説明会で気づいたことがある。同社は、次期中計で予定している組織再編の目的を、「企業価値の向上を目指し、挑戦・創造を更に加速するため、『ナレッジ・技術』と『人財』の高度化・融合を図り、競争力を強化」するためとしている。 浅野敏雄社長は、質疑応答の中で「例えば、……
ゴムタイムス社 取材メモ 売上高100億円のカギは海外市場 2015年6月22日 10時 不二ラテックスの伊藤研二社長は6月12日に開催した決算説明会の中で、医療機器事業と精密機器事業の海外での販売を拡大することにより、近い将来、売上高を100億円の大台に乗せることができるのではないかとの見方を示した。 同社の15年3月期の売上高は67億円。コンドームを主力とする医療機器事業の売上高は、……
ゴムタイムス社 語録 海外における営業力の必要性 2015年6月21日 12時 「リーマンショックからゴム産業だけではなく、全ての産業が海外展開を行っている。企業の経営にとって、一番大事なのは営業力。これはゴム産業の経営も同じ。海外で単に生産拠点の役割で終わるのではなく、海外でどのようにものを売り込むかが重要になってくる。例えば、知らない国で聞いたことない相手に自分の力でもの……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品開発の市場調査が顕著に 2015年6月20日 12時 6月9~12日に東京ビッグサイトで開催れた「FOOMAJAPAN2015」では、出展した681社が、国内マーケットのみならずアジア地域も視野に入れた新製品や先端技術・新機能などを披露していた。 最近の傾向として、食品搬送・加工ベルトは食品を搬送する役割だけではなく、紙