住友ゴムが内外ゴムに業務移管 テニスボールの製造・販売

2025年07月22日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月18日、ダンロップのソフトテニスボール関連商品の販売や販促活動に関して、2026年1月1日から同社関連会社の内外ゴムに業務移管すると発表した。
 「ダンロップソフトテニスボール」は、これまで同社が製造元として監修の下、内外ゴムで開発・OEM生産を担い、同社スポーツ用品販売会社のダンロップスポーツマーケティングが販売元として販売・販促業務を担ってきたが、2026年1月1日から、製造・販売ともに内外ゴムに業務移管する。
 内外ゴムは、野球・ソフトボール分野で長年の販売実績を持つ企業となる。今回、ソフトテニスボールの販売においてもそのノウハウやネットワークが生かせると判断し、業務移管することとなった。より迅速かつ柔軟な製品開発・供給体制を確立し、プレーヤー、販売店をはじめとするユーザーに対し、さらに高品質で安定した製品とサービスの提供を実現していく。
 今回の業務移管に際し、従来の製品仕様や品質、ブランドについて、これまでと変更はない。
 なお、日本ソフトテニス連盟への公認事業者登録については、ダンロップブランド商標権の所有者である同社が引き続き担当する。同社は、今後もダンロップ名によるソフトテニス大会への協賛、開催を通し、日本国内のソフトテニス競技の普及・発展に協力していく。また、今回の業務移管による業績への影響は軽微となる。

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