東部ゴム商組 商工・関連団体新年会を開催

2014年01月31日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組の2014年第63回「商工・関連団体新年会」が1月29日、都内の東京會舘(ロイヤルルーム)で開催された。
 会員並びに賛助会員、関連団体の代表ら244名が出席する中、主催者を代表して西山博務理事長が登壇した。西山理事長は「昨年の今頃は日経平均株価が1万1000円くらいだったが、今日の終値は1万5300円台の後半。1ドル90円ほどだった為替が103円前後の円安に進んだ。経営環境が目まぐるしく変化する中で、会員企業の皆さまは頑張っておられると思う。今年は、隔年開催の商品展示説明会を5月に予定している。前回は1200名を超える入場者があり、PR効果も高いので活用してもらいたい。この新年会は商工の皆さまが懇親を深める機会であり、情報交換の場としてぜひとも役立てていただきたい」と年頭のあいさつを述べた。
 続いて、本年の組合綱領「組合員全員の力を集結し、変化の時代を柔軟に進んで行こう」が発表された。発案はニシヤマの小島昭博氏。
 次に来賓を代表して日本ゴム工業会中倉健二副会長があいさつし「今年は株高で始まったが、その後アップダウンのあるやや不安定な状況。2014年の新ゴム消費量予想は前年比1%減、工業用品類では2%減を見込んでいる。政府の成長戦略もなかなか実体経済にまで波及せず、オリンピック決定など明るいテーマがある割には現場の熟練工減少や求人難などの問題が起きている。しかし、変化に強いことがゴムの特性。経営環境が変わる中で、ゴムのように柔軟性を持ってしなやかに対応していきたい」と述べた。そのあと同商組上田恒生相談役が乾杯の発声を行い、懇親会に移った。

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