日本バルカー 13年中期予想を上方修正

2013年07月27日

ゴムタイムス社

 日本バルカー工業の第1四半期連結決算は、売上高97億1800万円、前年同期比2・9%減となり、営業利益は5億5500万円、同22・2%減、経常利益6億円、同17・0%減の減益となった。四半期純利益は3億7600万円で同30・9%減。
 シール製品は、競争の激化から売上高69億3700万円、同2・9%減、営業利益5億8600万円で同24・1%減。
 機能樹脂製品は、海外市場における需要の回復などを反映し、売上高は21億3500万円、同7・9%増となり、営業利益は1億800万円。
 環境関連は、市場の景況悪化の影響を受けて、売上高が6億4500万円、同26・9%減、営業損失は1億3900万円となった。
 同社グループでは、第二四半期連結累計期間における営業利益、経常利益、純利益が、いずれも前回公表した数値を上回る見込みとなったため、5月10日に発表した予想数値を修正した。
 中間期の連結業績については、売上高190億円(前回予想180億円)、営業利益9億5000万円(同7億円)、経常利益8億5000万円(同6億円)、純利益5億円(同4億円)の減収減益予想であるが、通期は売上高390億円、前期比3・2%増、営業利益20億円、同61・2%増、経常利益19億円、同40・1%増、純利益11億円、同31・3%増の増収増益の予想。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー