ベルト伝動技術懇話会 13年度通常総会開く

2013年05月20日

ゴムタイムス社

 ベルト伝動技術懇話会は5月10日、大阪産業大学(梅田サテライトキャンパス)で2013年度総会を開始した。
 冒頭、あいさつに立った飯塚博会長(山形大学)は「この2年間、企画委員の皆様には若手の方のセミナーや講習会活動などにご尽力いただき、感謝申し上げる。大量生産を目指した大工場による生産方式が少しずつ変わってきているように感じられ、われわれベルト伝動関係も時代に対応することが求められ、今後は情報やイメージなどが大切になると思われます。もう一つの大きな流れはグローバル化で、総会後には中国の最新情報の講演も企画されており、興味深い内容になると期待しています」などと述べた。
 総会では12年度活動報告、決算報告・監査報告、13年度事業計画案、予算案などが審議され、いずれも原案通り承認可決された。
 任期満了に伴う役員改選では、飯塚会長並びに上田博之副会長(大阪産業大学)の重任、新副会長にゲイツ・ユニッタ・アジアの中村晴彦氏が選任された。
 13年度の事業計画では、企画委員会による講演会を13年9月、14年春に企画するほか、ホームページ委員会では同会の認知度アップ、入会を促進する対策の検討、ベルトの技術に関する出版物の発行などを推進する。
 総会終了後は講演会が企画され、ハルピン工業大学の羹洪源教授の「中国伝動ベルト伝動の現状と発展状況」と題した講演などが行われた。

 

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