日本ゴムホース工業会 通常総会を開催 入江会長ら重任

2013年05月20日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会は5月15日、都内のホテルニューオータニで平成25年度通常総会を開催した。
 議事は、各専門委員会の業務報告の件、24年度事業報告、同収支決算報告承認の件、25年度事業運営方針案の件、25年度専門委員会委員長案および委員委嘱案の件、25年度収支予算案および会費賦課徴収案の件などを審議、いずれも原案通り承認可決された。
 任期満了に伴う役員の改選では会長以下理事全員の重任が決まった。会長は入江荷一朗氏(東海ゴム工業執行役員)、副会長は角野哲夫氏(大同ゴム取締役社長)、望月基氏(ブリヂストン執行役員)、常務理事は阿南正彦氏。
 本年度は引き続き国際化への対応を図り、日本の考え方をISOに反映させるよう、働きかけを継続するほか、使用済みホースのリサイクル手順の可能性を探るなど環境問題にも積極対応する。
 総会終了後の懇親パーティであいさつに立った入江会長は「日本はアベノミクス効果で円安、株高でこれからの回復にも期待が高まっている。しかし、日中関係は政治的にまだ尾を引いており、上期は依然厳しい環境が続くと予想されるが、下期には改善し回復することが期待される。国内は東日本の復興需要、防災関連・インフラ需要が伸びていくことが予想される。
 我々は、いかに需要をタイミング良く取り込んでいくか、変化を逃さない構えが重要であり、的確な判断のもと、素早い対応が必要と考える。ゴムホース工業会の会員企業として、機能部品の安定供給という社会的責任を果たしつつ、発展を目指していこう」などと語った。
 このあと、東部ゴム商組の藤田副理事長が乾杯の音頭をとり懇親会に移った。

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