【TPE特集】 ディーアイシーバイエルポリマー 植物由来TPUを本格販売

2012年07月30日

ゴムタイムス社

植物由来TPUを本格販売  田邊副社長が社長に昇格

ディーアイシーバイエルポリマー

 熱可塑性ポリウレタン樹脂(TPU)のトップメーカー、ディーアイシーバイエルポリマー㈱は5月1日付で田邊幸将代表取締副社長(59歳)の代表取締役社長就任を決めた。
 同社は2000年6月に大日本インキ化学工業(現DIC)とドイツバイエル社の合弁企業として発足。DIC社が従来から手がけていた(PANDEX®)を主体にバイエル社の(Desmopan®)と(Texin®)を輸入販売し、熱可塑性ポリウレタンのトップメーカーとして日本のTPU市場をリードしている。
 「パンデックス」を国内生産する堺工場(年産1万5000㌧)では、2007年にユーザーニーズ及び需要増に対応すべく、後工程(カラーリング)のコンパウンド生産能力を増強するとともに、ユーザーの要求するハイスペック製品の品種拡大を図るなど、技術開発及び供給体制の整備・拡充を図っている。
 自動車内装材関連、電子機器分野、スポーツレジャーに加え、パンデックスが有する柔軟性や環境・人体への親和性などの特性から、衛生材料・介護分野へとその用途は多岐にわたっている。

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