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三井化学 蘭に欧州初のコンパウンド拠点

2018年05月31日

ゴムタイムス社

 三井化学とプライムポリマーは5月30日、三井物産と3社共同で自動車の軽量化に貢献するポリプロピレン(PP)コンパウンドのグローバルでの需要拡大に対応するため、オランダChemelot工業区内に欧州初の自社生産拠点「ミツイ・プライム・アドバンスド・コンポジット・ヨーロッパB.V.」を設立し、2020年6月に営業運転を開始すると発表した。

 ミツイ・プライム・アドバンスド・コンポジット・ヨーロッパB.V.(略称ACE)は、オランダ・リンブルグ州Chemelot工業区内に所在。6月に設立される。資本金は1840万ユーロ(約24億円)で、出資は三井化学が75%、プライムポリマーが10%、三井物産が15%。生産能力は3万t/年で、2020年6月に営業運転を開始する予定。

 三井化学グループは現在、世界8つの地域(日本、アメリカ、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル)に製造拠点を、5つの地域(日本、アメリカ、欧州、タイ、中国)に研究拠点を有し、自動車の軽量化に貢献する高品質なPPコンパウンドの生産・販売・研究体制を強化している。

 昨今の環境規制強化による自動車の軽量化ニーズは世界中で高まっており、ニーズに合致したPPコンパウンドを使用したバンパーやインパネ材等の需要は年々増加している。また、同社の軽量化技術は欧州自動車メーカーからも高い評価を得ており、欧州事業の拡大が見込まれる。今回オランダに欧州初の自社生産拠点を設立することで、欧州に製販研の一貫体制が整うことになり、欧州での事業強化に乗り出すとしている。

完成イメージ

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