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クラレの16年12月期 減収も利益過去最高

2017年02月09日

ゴムタイムス社


「セプトン」「液状ゴム」は堅調推移

 クラレの2016年12月期連結決算は、売上高が円高影響、原料安による売値の低下により前期比7・0減の4851億9200万円の減収となった、

  営業利益は売値の低下、為替影響を原燃料コストの低下がカバーし、678億2700万円、同2・6%増、経常利益は同2・5%増の661億8100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同13・0%増の404億円となり、「利益はいずれも過去3年間順調に拡大しており過去最高を更新した」(伊藤社長)。

 セグメント別では、ビニルアセテートの売上高は2531億7500万円、同7・9%減、営業利益は585億1700万円、同5・0%増となった。ポバール樹脂は米国新プラントが安定操業できずに償却費等を吸収できなかった。光学用ポバールフィルムは液晶パネルの生産調整が一段落し、販売量が回復。水溶性ポバールフィルム、PVBフィルムは引き続き好調に推移した。EVOH樹脂「エバール」は、自動車ガソリンタンク用途、食品包装用途ともに順調に拡大した。

 イソプレンの売上高は510億8300万円、同7・1%減、営業利益は69億3400万円、同0・2%増となった。ファインケミカル、熱可塑性エラストマー「セプトン」及び液状ゴムともに堅調に推移。「ジェネスタ」は、自動車用途が拡大、コネクタ用途が回復。LED反射板用途は苦戦した。

 機能材料の売上高は

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