東洋ゴム工業 中国の鉄道関連展へ出展

2013年05月01日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業(信木明社長)は4月30日、ダイバーテック事業セグメントにおいて、中国の鉄道車輌用部品製造販売会社である無錫東洋美峰橡胶制品制造有限公司(以下、東洋美峰、薛竹平総経理)が、5日~7日の3日間、中国上海市で行なわれる国際展示会「CRTS CHINA2013国際軌道交通展」に出展すると発表した。
 同展示会は、中国の鉄道車輌生産、メンテナンス、それに関わる資材供給メーカーなどが製品、技術を紹介する専門展示会で、2005年以来、毎年上海と北京で交互に開催され、今年9回目を迎える。
 東洋美峰は2011年12月に設立され、同展示会への出展は初めてとなる。ブースでは、今秋に稼働開始を予定している同社工場にて生産する鉄道車輌用空気バネや軸バネ、ブッシュ、ゴム製袖継ぎ手(ラブカップリング)など、鉄道インフラを支える同社製品を展示し、独自の技術力を積極的に訴求する。
 中国では、鉄道輸送が大量輸送によるエネルギー効率の高さ、環境への負荷の低さという観点から注目されている。中国政府は2020年までに総延長約1万6000kmの高速鉄道網の整備予定しているほか、中国本土の都市部を走る地下鉄の全長は、2050年までに現在の10倍規模に達すると見込まれている。
 開催場所は上海ワールドエキスポコンベンション&エキシビションセンター。ブースナンバーはC005。

 

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