【ホース特集】業界動向 公共投資拡大で回復に期待

2013年02月27日

ゴムタイムス社

24年ゴムホース生産量 全体では2%台の伸長

昨年後半から需要が減退へ

 2012年のゴムホース需要は、国内自動車生産が9月に入り、12ヵ月ぶりに減速傾向を示し、土木建設機械並びに工作機械受注額も中国絡みの需要減と、資源国向け需要が減少傾向を示し、また、一般産業分野の設備投資も回復基調が鈍く、日本ゴムホース工業会まとめの年間生産量(新ゴム量)は3万6554㌧、前年比2・5%増と小幅な伸びにとどまった。年初予測に対し約3000㌧下回る結果となり、出荷金額は1406億4200万円、同5・8%増となった。なお、単月では12月が102億8200万円、前年同月比17・1%減で、年間ではプラスを維持したが、4ヵ月連続でマイナスとなった。
 品種別生産実績は、自動車生産の伸び率下降につれ、自動車用ホースの生産伸び率も低下し 、12月は前年同月比81・6%と4ヵ月連続で2ケタ減となり、年間生産量は2万5252㌧、 前年比7・6%増、出荷金額は1065億5500万円、同10・4%増となった。
 高圧用は建機・工作機械生産が世界規模で低落し、上期は順調推移だったものの8月以降は一気に2ケタ減の状況となり、12月も241㌧、前年同月比74・4%となった。この結果、高圧用ゴムホースの年間生産量は3789㌧、前年比11・6%減、出荷金額は149億4300万円、同12・2%減となった。
 その他用は11月の生産量が前年同月比11%減となり、12月(生産量は596㌧)は同12・0 %減となり、年間では7513㌧、前年比5・1%減、出荷金額は191億4400万円、同0・9%減となった。
 昨年のゴムホース輸出は、全体の54%をアジア向けが占め、このうち中国向けが停滞したが、米国、インドネシア、タイ、インドの輸出先上位国は2ケタ増と順調に推移し、年間の総輸出額は438億3600万円、前年比0・2%減とほぼ横ばい。
 ゴムホース輸入は、8月までの国内自動車用ホースの需要増により、年間の輸入額は130億900万円、同11・8%増と1割伸長となった。このうち自動車用は72億6700万円、同 15・8%増となり、構成比は55・9%。輸入の上位国はトップが中国で61億9100万円、同 16・0%、2位はタイ(20億3600万円、同18・8%増)、3位は米国(16億5800万円、同21・9%増)、4位はドイツ(5億8600万円、同4・0%増)、5位は韓国(5億2000万円、同27・8%減)となっている。

 25年の生産見込みは3%減

 

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