横浜ゴム スポーツ事業部門をプロギアが承継

2014年11月12日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは11月10日、同日開催の取締役会において、会社分割の方法により、同社のスポーツ事業部門を同社の完全子会社であるプロギアに承継させることとし、同日、プロギアと吸収分割契約を締結したと発表した。

 なお、同会社分割は、同社の完全子会社との間で行う簡易分割のため、開示事項・内容を一部省略している。

 同社グループのスポーツ事業は、現在、企画・開発・購買機能を同社のスポーツ事業部門が、販売機能をプロギアが、それぞれ担当しているが、経営環境の変化に適切に対応することを目的に、同社のスポーツ事業部門を分割し、プロギアと統合することで、収益責任の明確化を図るとともに、意思決定の迅速化と経営効率の更なる向上を進め、市場競争力、収益力の一層の強化を進めていく方針。

 同会社分割の日程は、取締役会決議日(両社)、吸収分割契約締結日が11月10日、吸収分割契約効力日が2015年1月1日(予定)。

 同会社分割の方式は、同社を吸収分割会社、プロギアを吸収分割承継会社とする吸収分割。

 同会社分割に関する割当ての内容は、プロギアは、同社の完全子会社であることから、同会社分割に際して、株式の割当て、その他対価の交付は行なわない。

 また、同会社分割による同社の資本金等の増減はない。

 同社は、同会社分割により同社のスポーツ事業に係る資産、負債および権利義務をプロギアへ承継する。

 吸収分割承継会社であるプロギアは、同会社分割の効力発生日以降も債務の履行の見込みに問題は無いとしている。

 分割する部門の事業内容は、同社スポーツ事業部門で行う、スポーツ事業の企画・開発・購買等。

 同会社分割後、同社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期いずれも同会社分割による影響はない。また、プロギアは代表者の役職・氏名を除き、名称、所在地、事業内容、資本金、決算期いずれも同会社分割による影響はない。

 同社は今後、同会社分割による連結業績及び個別業績に与える影響は軽微であるとしている。

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