【ゴムシート特集】 十川ゴム 環境に貢献する製品開発を進める

2014年04月14日

ゴムタイムス社

 十川ゴム(大阪市西区 十川利男社長)はゴムシートをはじめとするゴム工業用品、ホース類、樹脂成形品、金具を通じて、豊かな未来へつながる生活環境の向上に努めている。
 同社のゴム板事業において、13年度の需要動向については、上期はかなり厳しい状況だったものの、下期に入り急激ではないが、ゆるやかな回復傾向を見せた。その結果、ゴムシートの年間業績として売上では目標額を確保できた。
 円安などの影響により、国内の景気については少なからず上向いてきたと思われるが、こうした円安基調は輸出関連にはプラス影響があるものの、輸入関連にとっては大きなマイナス要因となる。またゴム板は、製品価格に原材料の占める割合が非常に大きい。原油や原材料の価格が上昇傾向であることに加え、東日本大震災以降の原発問題により、昨年中旬から電力料金の大幅な改定がなされており、本年度は更なる値上げ実施予定もすでに発表されているなど、製品生産に係わるコストは増大する一方である。
 同社は「採算性の確保には自社内の努力による吸収には限界であると考え、やむなく製品価格の見直しに踏み切らせていただいた」として、ゴム板を4月1日から、ホースとその他製品を6月1日からそれぞれ値上げすると発表した。値上げ幅は製品によって異なるが、いずれも2ケタ以上のアップ率となる。また、特定の顧客向け製品と陥没価格製品などについては、それぞれ個別に交渉することを予定している。
 新年度の事業展開について、

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