ＪＡＴＭＡ　新年賀詞交換会を開催

　日本自動車タイヤ協会（ＪＡＴＭＡ）は１月17日、東京都千代田区のホテルニューオータニで新年賀詞交換会を開催した。
　最初にあいさつを行った津谷正明会長は「昨年度の生産量は１１４万ｔ程度と見込んでおり、リーマンショック前のピーク時から５％ダウンの状態が続いている。その中でＪＡＴＭＡとしては、安全・環境という２つの重点項目について引き続き努力していく」と述べ、空気圧点検や低燃費タイヤの促進などの取り組みを紹介。「さらに業界としての発展を目指していく」との決意を示した。
　続いて谷明人経済産業省大臣官房審議官が来賓あいさつを行い、日本経済の復興と軌を一にするＪＡＴＭＡの歴史に触れた後、「タイヤの堅調な需要が続き、大企業から中小企業へ、東京から地方へ、従業員へ企業収益が還元され、消費が拡大して消費税増税後も経済の好循環がうまく回っていくこと」への期待を述べた。その後、野地彦旬副会長が音頭を取り、乾杯を行った。