JATMA GWのドライブについての意識調査を実施

2013年04月05日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、4月8日のタイヤの日を前に、20代から50代のドライバー男女400名を対象に「ゴールデンウィークのドライブについての意識調査」を実施した。
 調査の結果、ゴールデンウィークのドライブ旅行の行き先の決め手は、「お金があまりかからない」との回答が1位となり、ドライブ旅行者は節約の志向が高いことが分かった。また、事前にどのようなメンテナンスをするつもりかを尋ねると、「タイヤの空気圧点検」(57・3%)、洗車(52・0%)、車内清掃(43・9%)という結果となり、「タイヤの空気圧点検」の意識が高いことが分かった。しかし、6割の人が空気圧点検を月に一回以上実施しておらず、適正なタイヤの空気圧点検の頻度に足りていなかった。また、タイヤの空気圧が不足すると、燃費悪化につながると知っている人は全体の約3割程度に留まり、節約を意識しつつも、適切なタイヤの空気圧がもたらす節約効果を把握していない人が約7割いるという現状が浮き彫りになった。

 ゴールデンウィークのドライブ旅行の予算については、一人あたりの想定予算は平均2万868円で、去年と「変わらない」や「減る」と回答した人が9割を占めた。景気回復への期待感が高まる中でも、ゴールデンウィークの予算への影響は少ないと見られる。また、滞在期間については、「日帰り」、「1泊」で行ける近場への旅行が多く、その決定には女性の意見が尊重される傾向が見受けられた。
 タイヤの空気圧が低下した状態では、自動車燃費の悪化、バーストや偏摩耗などのタイヤ損傷につながる。同協会では、適切なタイヤの空気圧管理等の重要性を呼びかけるため、「4月8日タイヤの日」をはじめ、月に1度は空気圧点検を意識してもらうため、年間を通したタイヤ点検の実施や、タイヤ使用管理リーフレット配布等の安全啓発活動を引き続き展開する予定。

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