景況アンケート 2013年景気見通しと業績予想

2013年08月27日

ゴムタイムス社

メーカー、 商社にアンケート

 昨年12月に成立した第2次安倍内閣が掲げる経済政策「アベノミクス」により進行した株価の上昇と円安により、日本経済は回復基調にあります。
 国内市場は自動車の生産が減少傾向で自動車用ゴム製品が伸び悩んではいるものの、来年4月に実施が予定されている消費税増税に向け、住宅の駆け込み需要が見込まれるなど、経済成長率が徐々に加速するとみられています。IMFが7月に発表した世界経済見通しもそれを裏付けており、各国の成長率は、4月発表の見通しに比べ、先進国・途上国ともに軒並み下方修正されていますが、日本はイギリス・カナダとともに上方修正されました。海外市場については欧州や中国経済が弱含みではあるものの、米国景気は持ち直しが鮮明になっています。
 本紙は今年6月時点で製造メーカー、原材料メーカー、ゴム製品卸商社に「2013年の景気見通しと業績予想」と題するアンケート調査を実施いたしました。アンケートにご協力いただきました各社に御礼を申し上げます。13年度の業績見通しにつきましては、上期の実績を踏まえ「増収」回答企業が45%、「横ばい」の回答企業は40%となり、「減収」回答企業(15%)を大きく上回っております。
 ここでは、アンケート結果を集計・分析し、概略を紹介いたします。

 

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