伸光ライフサポート 太陽光発電システムを愛別飛行場跡地に

2013年04月15日

ゴムタイムス社

伸光ライフサポート(中川雄介社長)はこのほど、太陽光発電システム事業で北海道上川郡愛別町にある愛別飛行場跡地に太陽光発電システムを導入する計画があると発表した。

同社は約2年前から、太陽光発電システムのメガソーラーを設置できる場所の候補として、北海道上川郡愛別町の愛別飛行場跡地のオーナーと計画を進めてきた。同飛行場は以前、軽飛行機専用の飛行場で約23万坪ある広大な土地となっている。

 しかしながら、当初はメガソーラーの計画ではあったが、同社のCSR活動の一環として、太陽光発電システムの規模を小さくし、売電目的ではなく自然エネルギーを活用する方法で地域に根付いた水耕栽培を計画している。太陽光発電システムの容量は255㌔ワット程度を予定。この事業計画は今年中に現地調査を終了し、施工していくことになっている。

  同社は同飛行場跡地に約1万人の来訪者が訪れる「きのこの里フェスティバル」の誘致、様々なイベント会場等にする案、現在注目されている亜麻の花を栽培、かつ亜麻の花を使った特産品としてオメガ3脂肪酸油を製造する案を愛別町に行っている。

 同計画が本格的に実行されれば、結果として観光スポットとして認知され、農家の人々の協力体制のもと、町の雇用増加に貢献し、町の産業の活性化につながっていくと見込んでいる。

 今後の計画として、同社は同計画を進めながら、高速道路のインターチェンジのパーキングエリア等の事業提案を視野に入れている。今回の計画について、中川社長は「町を良くしていこうという矢部福二郎町長様の熱意と利益追求型でない寛大なオーナー様のご理解のもと、なにか当社としてお手伝いすることができればと思い、この計画を進めてきました。また愛別飛行場跡地は広大な場所のため、災害時の避難場所として使用できると考えています」と意気込みを語った。

中川社長

中川社長

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