住友ゴム タイに大型二輪用タイヤ設備増設

2013年04月02日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は2日、アジアにおける大型自動二輪車用タイヤの需要拡大に対応するため、タイ工場内にモーターサイクル用ラジアルタイヤの生産設備を新設すると発表した。 総投資額は約14億円で、2015年1月からの生産開始を予定している。
 2018年末には、月産6万4千本を目指す。
 近年、世界的な大型二輪車の需要回復に伴い、その主要な生産拠点であるタイでの大型二輪車用タイヤの需要が増加している。
 現在、同社ではモーターサイクル用ラジアルタイヤを名古屋工場(愛知県豊田市)で生産しているが、タイのタイヤ製造子会社であるスミトモラバータイランド内に生産設備を新設し、アジアの旺盛な需要拡大に対応する。
 新設備では、モーターサイクル用ラジアルタイヤを生産する。

スミトモラバータイランド概要
▽会社名=スミトモラバータイランド株式会社
▽代表者名=長畑亨
▽所在地=タイ国ラヨーン県アマタシティ工業団地
▽設立年月=2005年5月
▽事業内容=自動車用ラジアルタイヤの製造・販売

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