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JATMA、各タイヤメーカー「タイヤの日」で安全啓発活動

2012年04月17日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(中倉健二会長 以下JATMA)は4月8日、東北自動車道・羽生パーキングエリア(上り線)で「第13回4月8日タイヤの日」を実施した。
 「4月8日タイヤの日」はJATMA並びに全国タイヤ商工協同組合連合会等の3団体が平成12年に創設。活動内容はタイヤ点検(無料診断)の実施とその結果をドライバーに知らせるなどのコミュニケーションを通じて、空気圧不足による使用が安全性の低下のみならず、自動車燃費の圧下につながり環境面にも影響することを啓発する活動を行っている。
 当日は5名構成による2班に分かれタイヤ点検を実施。13時~15時まで精力的に点検およびアンケートを実施し、点検を受けたドライバーに対しタイヤ使用管理リーフレット「タイヤを上手にご使用いただくために」などを同封した粗品を配布した。また全国にはタイヤの点検を啓発するポスターが約15万枚配布され、今回の点検では約300枚が配布された。
 JATMAが9日に発表した今回のタイヤ点検結果によると、点検台数は合計39台で乗用車38台、貨物1台。うちタイヤ整備率は乗用車16台、貨物1台となった。特にタイヤの整備不良で目立ったのは空気圧不足が6台、空気圧過多が4台となった。
 開会式の挨拶で中倉会長は「昨年は東日本大震災の影響をうけ準備が整わない厳しい状況となったが、こうしてタイヤの日を迎えタイヤ点検活動を再開できることを喜ばしく思います。本日の点検も含む全国7ヵ所で実施した点検活動の結果を今後の啓発活動の貴重なデータとして有効に活用していきます。このような活動がドライバーの皆様にタイヤを正しくご使用していただけるための一助となり、さらにはタイヤに関する未然防止、およびエコドライブを通じて、地球環境に優しいカーライフにつながることをお願っています」と述べた。
 各タイヤメーカーが開催したタイヤ点検は次の通り。
 〈ブリヂストン〉
 ブリヂストンタイヤジャパン㈱およびブリヂストンリテールジャパン㈱が「タイヤセーフティー・プロジェクト」を4月6日に実施。今回の全国一斉の安全啓発活動は、顧客並びにタイヤ販売店にタイヤの日常点検の重要性を再認識してもらうことを目的に行った。
 ブリヂスンタイヤジャパンの清水実社長は仙台市の北日本石油㈱セルフステーションパークタウンSSに赴き、給油に訪れた一般ドライバーにタイヤの日常点検や空気圧管理の重要性を説明した。また、輸送事業者を訪問し、出発前点検の励行など、タイヤ点検の重要性を改めて啓発した。
 〈横浜ゴム〉
 ㈱ヨコハマタイヤジャパンを通じて、全国47都道府県で「ヨコハマタイヤ春の安全啓発キャンペーン」を実施。車の利用や遠出のドライブが増える行楽シーズンに、タイヤの定期点検やエコドライブに対する意識の向上を図った。実施場所は高速道路のサービスエリアや道の駅など。
 サービスエリアでは、安全啓発アイテムとしてポケットティッシュなど配布した。道の駅では実際にユーザーの車のタイヤ空気圧や残溝点検などを実施した。また実施場所において乗用車用低燃費タイヤブランド「ブルーアース」を中心に、低燃費性能と安全性能を高めたタイヤを紹介し、ドライバーにタイヤに対する関心を高めてもらうイベントも行った。
 タイヤの点検不足や長期使用による劣化は、車の燃費を悪化させるだけでなく走行時の危険性をも高める。同社はタイヤメーカーの重要な責務として2009年から継続的な安全啓発キャンペーンを実施している。
 〈住友ゴム工業〉
 今年で5年目を迎える「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」を4月8日、全国47都道府県で実施した。
 このプロジェクトは、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェックなどの点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用、管理方法について紹介する冊子を配布、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求する活動。全国の道の駅やショッピングセンターなどで年2回実施しており、08年の開始から4年間で延べ2万台を超える車両のタイヤ点検を行っている。
 今回は、住友ゴムの工場や事業所のある7地区(福島、東京、愛知、大阪、兵庫、岡山、宮崎)で会場を2ヵ所に増やし、全国54ヵ所に規模を拡大させた。さらに、社員の通勤車についても点検を行い、タイヤ点検の重要性を社内外に一層訴求した。