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カネカのPHBH使用可能 欧州連合の食品接触用途で

2019年09月04日

ゴムタイムス社


 カネカは9月3日、同社の「カネカ生分解性ポリマーPHBH」が、欧州委員会「欧州食品接触材料及び製品に関する規則」のポジティブリストに1月掲載された後、欧州委員会の審査、欧州議会、EU理事会の立法手続きを経て、8月28日より施行となったと発表した。
 この結果、今後欧州連合全域で、フルーツ・ベジタブル袋などのドライフード用途に加え、ストローやコップ、カトラリーなど全食品接触用途で使用可能となった。

 日本では、今年5月にポリオレフィン等衛生協議会の食品用器具・容器包装のポジティブリストに掲載された。また米国では、昨年3月に米国食品医薬品局(FDA)の食品接触物質に登録されている。今後、日本、米国、欧州での事業展開をさらに加速させていく。

 PHBHは、同社が開発した100%植物由来のバイオポリマーであり、幅広い環境下で優れた生分解性を有している。特に近年では、マイクロプラスチックによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されている。PHBHは海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染低減に大いに貢献すると期待されている。

 

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