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JSR、オランダ企業と提携 オルガノイド関連技術で

2019年04月01日

ゴムタイムス社


 JSRは3月27日、オランダのヒューブレヒト・オルガノイド・テクノロジー(HUB)と、HUBが保有するオルガノイド関連技術を、オンコロジー(腫瘍学)領域において、前臨床スクリーニングサービスに独占的に活用するライセンスに加えて、HUB保有のバイオバンクを利用する権利や共同開発などを含む戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

 HUBのオルガノイドは、ユトレヒトのヒューブレヒト研究所のハンス・クレバース教授が開発した成体幹細胞由来のオルガノイドで、高度に標準化された培養技術によって生成されるもの。患者の体内にある腫瘍の特徴を忠実に反映しているほか、病理学やゲノミクスなど、よく知られた指標によって特徴が把握されているため、創薬開発の効率化が期待されている。

 同社子会社である米国のクラウンバイオサイエンス社(クラウン社)において、HUBからライセンスを得たオルガノイド技術および非常に特徴的な腫瘍オルガノイドバイオバンクを、オンコロジー領域における前臨床スクリーニングサービスに独占的に活用する。加えて、同子会社はオランダのユトレヒトに新たな運営拠点を設立し、オルガノイド技術の更なる進化を加速すべく、HUBと共同開発を進めていく。

 さらに、同社子会社は、PatientーDerived・Xenografts(PDX)モデルにおいて世界をリードしてきたが、HUBのオルガノイド技術を得ることでPDXとオルガノイドを融合した体外スクリーニングサービスを確立し、より包括的な創薬関連サービスやトランスレーショナルリサーチサービスを提供していく。そのほか、患者由来のオルガノイド(PDO)やPDX由来のオルガノイド(PDXO)による体外スクリーニングモデルは、その後段の体内スクリーニングモデルとも調和のとれたモデルとなる。

 同社グループは、今後も新たな治療の開発プロセス全体にわたって、革新的かつ世界中の人々の健康にとって価値のある製品やサービス、技術を提供し、ライフサイエンス事業の拡大を進める。

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