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タイヤ4社1~9月期詳報 タイヤ部門は全社増益 全社が予想を下方修正

2018年11月29日

ゴムタイムス社

 ◆ブリヂストン

 ブリヂストンの18年12月期第3四半期連結決算は、売上高が2兆6741億9200万円で前年同期比微増、営業利益は2908億6400万円で同3%減、経常利益は2765億4400万円で同4%減、四半期純利益は2194億6400万円で同11%増となった。

 タイヤ販売は新車用が総じて好調で、特に北米、欧州、中国・アジア大洋州で、トラック・バス用が2桁増となった。建設・鉱山車両用は超大型、大型とも前年比で伸長した。

 中南米通貨安、多角化事業の再構築のための一時的費用により営業減益となった。

 営業利益の増減要因は、為替はプラスマイナス0で、原材料で180億円の増益要因があったものの、販管費が170億円、減価償却費が50億円、売値MIX数量ほかが48億円の減益要因となり、合計88億円の減益となった。

 タイヤ部門の売上高は2兆2235億円で同1%増、営業利益は2801億円で同2%増。多角化部門では売上高が4659億円で同微減、営業利益は108億円で同57%減となった。

 地域別では、日本は売上高が8131億円で同1%増、営業利益は985億円で同2%増、米州は売上高が1兆3162億円で同微減、営業利益は1314億円で同4%減、欧州・ロシア・中近東・アフリカは売上高が4448億円で同7%増、営業利益は101億円で同16%増、中国・アジア大洋州は売上高が4752億円で同1%減、営業利益は454億円で同16%減となった。

 通期の業績予想は、外部環境と最新の市場動向を基に下方修正し、売上高は3兆6500億円で前期比微増、営業利益は4100億円で同2%減、経常利益は3850億円で同4%減、当期純利益は3050億円で同6%増を見込んでいる。

 

 ◆住友ゴム

 住友ゴム工業の18年12月期第3四半期連結決算は、売上収益が6359億7400万円で前年同期比3%増、事業利益は346億2800万円で同14%増、営業利益は336億8700万円で同12%増、四半期純利益は171億4100万円で同1%増となった。

 主力のタイヤ事業の販売が世界的な経済の回復傾向を背景に堅調に推移したため増収となったが、原材料価格高騰の影響などにより各利益項目は減益となった。

 事業利益の増減要因は、タイヤ事業では、経費で37億円、固定費で30億円、数量・構成ほかで27億円、為替で6億円の減益要因があったが、原材料が73億円、価格が48億円、直接原価が5億円の増益要因となり、差し引きプラス27億円。これにスポーツ事業のプラス18億円、産業品他事業のマイナス1億円を加え、事業利益全体で44億円の増益となった。

 地域別では、日本の売上収益が2697億円で事業利益は57億円、アジは売上収益が1247億円で事業利益は200億円、その他は売上収益が2416億円で事業利益は89億円。

 セグメント別では、

 

 

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