ゴムタイムス70周年の画像
プラスチック材料の全体がわかるのバナー

不二ラテックス決算 4~12月期 営業利益が2桁増

2018年02月08日

ゴムタイムス社


 不二ラテックスの2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高が59億900万円で前年同期比9・2%増、営業利益は4億8800万円で同11・6%増、経常利益は4億2000万円で同0・7%増、四半期純利益は3億500万円で同0・9%減となった。

 医療機器事業の主力の国内コンドームは、国内の主要な販売チャネルとしての大型小売店、ドラッグストア、コンビニエンスストアを中心に販路開拓を展開した。加えて継続的にWeb広告や販促企画を含めたネット販売の強化を推進した。

 同時に、設備更新を柱に生産体制の整備に継続的に取り組み、安定的な海外オファーの確実な取り込みに注力し、海外向け売上は安定的に推移した。

 また、新素材コンドームSKYNに新商品を投入しラインナップの充実を図った。売上高は伸長したものの国内市場での価格の2極化、新素材製品の市場シェア拡大の傾向が続き厳しい展開が続いた。

 超音波診断装置等のプローブカバー(感染予防製品)、内視鏡用医療バルーンを中心としたメディカル製品については、アレルギーフリー素材製品の認知度も向上し堅調に推移した。

 以上の結果、売上高は16億6000万円で同2・8%増加となった。セグメント損益は増収効果や製造ラインの改造などによる合理化効果があったものの、改造途上での稼働率不安定や減価償却費負担、不良在庫の処分などもあり、5600万円の損失(前年同期は3200万円の利益)となった。

 精密機器事業の主力のショックアブソーバとロータリーダンパーは、景気の回復に伴い国内市場は引き続き堅調に推移した。主要な市場として位置付け開拓深耕を続けている住宅設備関連、自動車関連、液晶・半導体等の一般産業用設備、家電の各分野では引き続き受注は好調に推移し、維持することができた。

 また、海外市場では一部ユーザーの在庫・生産調整等の厳しい状況が続き売上は伸び悩んだ。利益面については、増産増収効果に加え、増設をしてきた自動化ラインが生産効率化に大きく寄与したことにより、コスト低減が実現し利益は拡大した。堅調な受注と製造コストの削減により、売上高・セグメント利益ともに前年を上回った。

 これにより、売上高は37億6200万円で同13・4%増加となった。セグメント利益は、8億2500万円で同23・6%増となった。

 SP事業では主力のゴム風船が主体となる広告・販促用品市場は景気が回復基調にある中、広告販促活動やイベント等の回復基調が継続した。新企画商品も寄与し受注は安定的に推移し、減益ながら黒字基調を維持することができた。結果、売上高は、3億9500万円で同0・7%増となった。セグメント利益は、1800万円で同16・2%減となった。

 その他の売上高は、9100万円で同7・6%増となった。セグメント利益は、1400万円で同1・4%減となった。

 通期の連結業績予想は前回予想からの修正はなく、売上高が76億円で前期比5・1%増、営業利益は7億4000万円で同34・5%増、経常利益は6億7000万円で同32・1%増、純利益は4億7000万円で同19・7%増を見込んでいる。

関連キーワード: ·