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タイヤ4社の1~3月期非タイヤ部門 増収2社、増益1社に留まる 

2017年06月01日

ゴムタイムス社


 タイヤメーカー4社の17年12月期第1四半期決算の非タイヤ部門は2社が増収、1社が増益と明暗が分かれた。製品ごとに好不調があり、全般的に好調だった住友ゴム工業が増収増益となった。東洋ゴム工業も売上高が微増となったものの、営業利益は半減した。ブリヂストンと横浜ゴムは減収減益となった。

 ◆ブリヂストン
 ブリヂストンの非タイヤ事業である多角化部門は、ベルトやホース、免震ゴムなどの化工品事業に、スポーツ用品事業・自転車事業などを加えたセグメントである。

 17年12月期第1四半期決算の多角化部門は、売上高が1474億円で前年同期比2%減となり、営業利益は国内事業の利益減少の影響により77億円で同5%減となった。

 上期の予想では、売上高が2900億円で同4%減、営業利益は150億円で同23%減、通期では売上高が6000億円で同2%増、営業利益は350億円で同1%増を見込んでいる。

 ◆住友ゴム
 住友ゴムの非タイヤ事業は、スポーツ事業と産業品他事業から成っている。

 17年12月期第1四半期決算の非タイヤ事業の合計売上収益は265億円で同5%増、事業利益は21億円で同18%増。

 このうち、スポーツ事業の売上収益は168億円で前年並み、事業利益は11億円で同51%増。産業品他は売上収益が97億円で同16%増、事業利益は10億円で同22%増となった。

 産業品他事業は、国内市場では公共投資が底堅い動きで推移したこともあり、インフラ系商材の販売が好調に推移し、制振事業では住宅用制震ユニット「ミライエ」の拡販を進めた。

 海外市場でも医療用ゴム部品については欧州中心にグローバル展開を進め、プリンター・コピー機用精密ゴム部品についても順調に販売を伸ばした。そのほか、総原価の抑制もあり、産業品他事業は増収・増益となった。

 通期の予想では、スポーツ事業の売上収益は800億円で前期比10%増、事業利益は30億円で同30%減、産業品他の売上収益は380億円で同7%増、事業利益は30億円で同12%増を見込んでいる。

 ◆横浜ゴム
 横浜ゴムの非タイヤ事業であるMB(マルチプル・ビジネス)の17年12月期第1四半期決算の売上高は、

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