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三井化学 新中計で成長投資を拡大 淡輪社長が経営方針示す

2017年05月30日

ゴムタイムス社


 三井化学は5月29日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が今年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画(17~19年度)を明らかにした。

 投資については、14中計期間(14~16年度)は財務体質の改善のため、1580億円で基盤維持に55%、成長投資は45%と抑制したのに対し、17中計では3500億円に拡大し、基盤維持に35%、成長投資に65%とする計画だ。

 基盤維持については、これまで年間300億円程度だったが、老朽化対策・経年劣化対策のため若干増やす。成長投資の半分は既存設備の新増設に振り向ける。残りの半分はM&Aや提携などに費やす方針である。

 淡輪社長は最初に14中計を振り返った。14中計では「事業再構築の着実な実行」「ターゲット事業領域の拡大」「財務健全性の回復」を掲げた。

 これに対し、営業利益が4倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・5倍となり、ネットD/Eは0・65ポイント改善。淡輪社長は「財務健全性の回復と併せて、利益成長を達成できた」と総括した。

 17中計の数値目標としては、過去最高となった16年度の営業利益1021億円に対し、17年度980億円、18年度1050億円、19年度1150億円の数字を示した。

 成長領域を確実に成長させ、基盤素材は収益を安定させることで持続的な成長を目指すことになる。ただ、14中計で投資を抑制したことから

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