ゴム・ビニール手袋特集 宇都宮製作 PVCの出荷量が増加 取出口の特許取得が後押し

2017年05月22日

ゴムタイムス社

宇都宮製作 PVCの出荷量が増加 取出口の特許取得が後押し

 「『まもる』を製(つく)る!」をスローガンに、安全・清潔を追求し、人と環境をまもり続ける宇都宮製作(大阪市・中央区、大西健路社長)。

 同社は手袋やマスクなど医療用衛生資材をトータルで提案するメディカル事業部、食品産業の衛生・安全管理をサポートするサニテーション事業部など5つの事業部が活動している。それぞれがさまざまなサービスを提供するなかで、大西浩太郎副社長は宇都宮製作が何屋なのかを明確にするために、各事業部がお客様に約束することを具体化し、形にしたものが、創業110周年に掲げたメッセージ「まもるを製る!」であると語った。

 また、同社は今年2月、本社を東大阪市から大阪市中央区に移転した。その理由について、大西副社長は「新社屋は医薬発祥の地と言われる道修町も近く、周辺には官庁関連や医薬関連の会社が集積し、情報収集がしやすい」と説明した。

 一方、旧社屋は「東大阪ものづくりセンター」に改称。同社は自社工場を持たないファブレス企業として、国内外の協力工場で製造しているが、ものづくりセンターでは、これら製品の基盤になるものを作っていく。

 16年度の手袋の需要動向は、PVC製の出荷量が増えた。その要因について、感染管理に特化した手袋として、品質はもちろん、ユーザーの利便性を高めたパッケージへ改良したことも後押しした。従来の取出口は、手袋の残量が少なくなると取りづらいという問題があった。そこで、取出口を2段階式にし、取出口の大きさを選べるようにした。さらに、取出口を右側の袖口方向に配置することにより、指先や手のひらに触れることなく、衛生的に手袋を取り出せるようにした。

 この取出口は同年6月に発売した使い切りタイプの極薄手袋「シンガープラテMD」

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