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藤倉ゴムの4~12月期 減収も利益が2桁増加 引布加工品の売上は1割増

2017年02月09日

ゴムタイムス社


 藤倉ゴム工業の2017年3月期第3四半期連結決算は、売上髙が223億1800万円で前年同期比2・3%減、営業利益は12億9200万円で同13・7%増、経常利益は13億8800万円で同17・8%増、四半期純利益は10億4800万円で同25・2%増となった。

 セグメント別では、産業用資材のうち工業用品部門は、国内で住宅関連製品の売上が増加したものの、海外で円高の影響と顧客の在庫調整などにより自動車関連製品の売上が減少した。

 制御機器部門は液晶・半導体の製造に使用される機器の販売が好調に推移。電気材料部門は電力・インフラ工事用部材の受注が減少した。

 この結果、産業用資材の売上高は139億5900万円で同2・6%減、営業利益は9億7800万円で同6・8%増となった。

 引布加工品では、引布部門は一部の自動車関連製品で顧客の製造が海外に移管されたことにより受注が低迷した。

 印刷材料部門は国内の売上が前年並みとなったものの、輸出は為替の影響を受け売上が減少した。

 加工品部門は拡販に注力し、国内外で舶用品の受注が増加したが、品種構成の変化により減益となった。

 この結果、引布化工品の売上高は36億6300万円で同10・1%増、営業利益は9400万円で同38・0%減となった。

 スポーツ用品については、ゴルフ用カーボンシャフト部門はブランド強化に注力したことで販売シェアが拡大。さらに、昨年10月に発売した「スピーダー・エボルーションⅢ」がプロツアーで人気を集め話題となったことで、売上が増加した。

 アウトドア用品部門は、広告宣伝活動に注力したが、登山靴などの販売が低迷した。

 この結果、スポーツ用品の売上高は44億3200万円で同7・6%減、営業利益は5億6800万円で同44・1%増となった。

 その他は、物流部門で一部不採算取引を見直し売上は減少したものの、利益は前年並みを確保。この結果、売上高は2億6200万円で同33・0%減、営業利益は5200万円で同0・2%減となった。

 通期の連結業績予想については、当初予想からの修正はなく、売上高が317億円で前期比3・4%増、営業利益は15億円で同12・8%増、経常利益は17億円で同26・1%増、当期純利益は13億円で同41・5%増を見込んでいる。

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